マニフェスト 西原しげき紹介 8つの約束 一言コラム かわら版 レポート メールマガジン
新しい牧之原市 〜マニフェスト(案)〜 4年間の実行を約束します!



〜西原しげきと牧之原市民一人一人との期限を定めた契約、それがマニフェストです!〜
はじめに

選挙のときだけ口当たりのいいことを言いません。
何よりも市長は市民に信頼されることが一番です。
選挙で市民に選ばれた市長が、責任を持って政策を実行することが民主主義の原点です。
わたしは、以下について約束します。
この約束は、後援会活動中において進化させます。
さらに、市長就任後に、財源と期日を含めて市役所の皆さんと検討をして平成17年度中に最終決定し公表します。
もちろん作業の経過や結果は広報誌やホームページなどを通じて公開します。
そして、その成果は毎年評価することとし、わたしの権限と責任を明確にします。

基本方針

牧之原市から国を変える!
 戦後続いた、全国一律・国に従ってきたやり方は、国と地方の借金を増大させて財政破たんを引き起こしました。これ以上借金の付けを次世代に押しつけるわけに行きません。少子高齢化社会を迎えて、年金や医療などを考えると日本の構造改革は待ったなしです。
 私は、平成3年から15年間、県議会議員として静岡空港や御前崎港はじめ道路整備などに力を入れてきました。さらに県議会副議長として県全体から、今後の県のあり方について検討してきました。行財政改革と更なる合併や広域連合は県と市の共通した大きな課題です。
 一方、市民の皆さんの心配は、病院や救急・消防や介護保険や環境問題など身近なことです。榛原病院や消防署の課題解決には、御前崎市や吉田町などとの連携は欠かせませんし、静岡空港や御前崎港を活用して力強く自立できる牧之原市を目指し、前例を打破した先進的な市政運営が求められます。
 牧之原市が発足後、速やかに広域連合や合併について協議し、さらに自立性や効率性を高める必要があります。そして将来は、静岡空港や御前崎港を核とした中核的都市機能を持った大きな市を目指すべきです。牧之原市を誇れる市にしていくことが、周辺地域の発展と「地方から国を変える」力になることを確信しています。
 これらのことを進めていくためには、自らが責任と権限を持った立場で、今までの県議会における多くの経験と人的ネットワークをすべて生かして、これらの課題に挑戦すべきと決断するにいたりました。わたしと一緒に考え行動して下さい。何卒、よろしくお願いいたします。

基本指針

1.市民参画と協働を推進します。
2.財政的自立、環境の保全、郷土の誇る伝統文化や歴史を継承します。
3.情報公開を徹底し、市民との共有を図ります 。
4.官主導から市民本位の行政に転換します。
5.市民団体や NPO などの自主性と自立性を尊重し、人材育成を図ります。

市政運営

市制運営基本条例の制定
まちづくりは市民が主体と言う基本理念のもと、市民による街づくり活動、市民との情報共有、市民の市政参画を条例で定めます。
ローカルマニフェストの作成
市役所から市民に市政運営の方向性をわかりやすく明示し、市民が達成状況をチェックできるようにします。
ゼロベースからの検証
市と議会と市民の皆さんによる第三者機関を設けて検証します。平成19年度予算から本格的に反映させます。
行政評価制度の導入
行政主体の評価から、市民による評価を市制に反映させます。成果主義を取り入れて、効果的・効率的な市政運営を図ります。
官から民へ
民間でできるものは期限を定めて外部委託します。
ガラス張りの市政
情報公開は最先端ですすめます。
公共事業を住民の視点で
地域の身近な河川工事や道路工事などの公共事業を住民本位で検討します。
市民の意向調査
情報公開と説明責任によって市民の考えがどのように変化したか検証し、政策の執行に反映させます。
タウンミーティングの実施
市長や幹部によるタウンミーティングや出前講座を積極的に開催します。
行財政改革の検証
機構改革やスリム化など行財政改革を第三者機関によって検討します。
職員の縮減
退職減と新規採用の見直しにより職員の削減を図ります。
行政パートナー( NPO など)制度の採用
市役所の仕事に市民が関わることによる市民参画と経費削減を図ります。
市長と職員の研修会の実施
市長と職員が意思疎通を図り、意識改革を図ります。
組織のフラット化とスクラップアンドビルド
縦割りをなくし、必要な行政需要に合わせてフレキシブル(柔軟)に職員配置を行います。
一方でスペシャリスト(専門家)の養成を図ります。
男女の隔てなく能力本位の登用
男女や年齢にとらわれないで能力本位で登用をします。
入札執行における透明性の確保
入札の透明性と説明責任をはたします。
ワンストップサービスの充実
相談事が電話一本でつながるようコールセンター機能を充実させます。
市長専用車の廃止
公用車の効率的使用とバスの利用で地球温暖化防止対策と財源の確保を図ります。
行政サービスの利便性の向上
早朝や夜間のサービスやお届けサービスを実施します。

安全な街づくり

コミュニティーを支える防災の街づくり
建物耐震化を推進します。
公共施設の順位付けと民間の補助枠の拡大を図ります。
家具の転倒防止は業界と協働で進めます。
災害図上訓練( DIG )の全市実施と災害ボランティア団体のネットワーク化と支援を充実させます。
地域に根ざした消防防災体制の確立
常設消防の広域再編を図ります。 
静岡空港や東名高速などへの対応をはかるため牧之原台地への配備を検討します。
風水害対策への対策の見直し検討を行います。
消防団の活動支援の充実を図ります。
地域における安全安心と暮らしの確保

警察と連携して「地域防犯まちづくり」を徹底します。
交通安全対策で緊急危険箇所の改善マップの作成をし、緊急性のあるものから県とともに対策を講じます。
市民生活の困りごと、消費生活相談など専門家や NPO など協働でセンターの設置をします。
原子力防災体制の充実強化
あらゆる災害について実践的な対応を充実させます。
国・県・周辺自治体・中部電力と安全防災体制の連携を強化します。
原子力発電についての学習の機会を充実します。

環境を守り再生し活かす街づくり

地球温暖化防止推進
市民・自治会・企業・ NPO 団体などで、地球温暖化防止を推進するための努力目標を定め、数値の公表など二酸化炭素の削減を徹底します。
エコアクションの取得
牧之原市としてエコアクションを取得します。
海・川・里山の保護と復元
環境を大切にする姿勢を明確にして人材の育成と拠点設置を支援します。
ゴミ処理の抜本的改革
ゴミ処理費用が自治体財政を圧迫しています。循環型社会を目指す基本原則にのっとり、製造排出責任を強く訴えるとともに、ゴミ処理の広域化と外部委託によりコスト低減を図ります。
資源リサイクルや自然エネルギーの採用
資源リサイクルや風力発電・太陽光発電・バイオマスなどについて可能性調査をします。
良好な景観を作る
自然環境を保全すると同時に、景観に配慮した道路・河川・公園や町並みを整備し、花や緑あふれた景観を作る「景観行政団体」を目指します。   

? 暮らしを支える生活基盤づくり

静岡空港と御前崎港は世界への玄関
県と力をあわせて静岡空港の開港と御前崎港の利活用向上を図ります。
幹線道路の整備
 静岡空港と御前崎港との道路が早期に整備されるよう強力に県に働きかけます。南北軸と東西軸を連携させる地域融合基幹道路や都市計画道路の整備を進めます。それら道路の進捗度と今後の見通しを公表します。
土地利用の推進
遊休地や開発中断土地の利活用に市として積極的に関与します。土地利用の方向性を定めて、適切な土地利用への誘導を図ります。
ユニバーサルデザインの導入
道路河川公園などはユニバーサルデザインの観点で整備します。
公共交通の充実
通学通院や買い物など、次世代の住民生活の足として低コストで効果的に運行できるよう交通システムを検討します。
情報基盤ネットワークの整備
最先端で情報受発信が出来るよう、県が進める情報基盤整備と連携して光ケーブルや無線など事業化に向けて検討します。情報発信は、市民による市民のための放送局の設立を目指します。
上水道と下水道の整備
県や水道事業者と協力して、水道水源の安定供給と農業用水の転換など新たな水源確保を図ります。
下水道計画(生活廃水対策)を再検討し、国の汚水処理交付金などを活用して、河川や海の水辺環境水質向上を図ります。  

健康に暮らせる街づくり

榛原病院をはじめ地域の総合救急医療の整備
榛原病院や三師会(医師・歯科医師・薬剤師)と連携して救急を含めた医療体制の充実を図ります。
県や浜松医大などと連携して医師の確保を図ります。周辺病院との連携を図ります。
健康づくり
病気になりにくい環境の整備を図ります。特にタバコの受動喫煙の防止を徹底します。
8020(80歳で20本の歯がある)を市民との協働で進めます。
生活習慣病の改善のための情報提供や総合的な相談機能の充実を図ります。
温泉やお茶など地元のメニューで健康づくりを推進します。
高齢者福祉の充実
介護・福祉施策再評価委員会を作って、大幅な見直しとなる介護保険制度維持を図り、良質なサービスが提供されるよう支援します。また、 NPO など福祉団体の活動支援のための協議会を設置します。介護予防に力点を置いた施策を市民参画の立場で展開します。
障害者福祉の推進
障害のある人が地域で安心して普通に暮らせるように、福祉サービスの供給基地の整備や就労の場の確保を図ります。地域に密着した小規模授産所などの経営強化を支援します。 

子供たちは牧之原市の宝

 乳幼児医療費助成の所得制限撤廃
すべての未就学児童の医療費を助成します。
 次世代育成支援対策の推進
国の交付金を積極的に活用します。子育てサロン・子育て財政支援・不妊治療助成・母子父子家庭支援・病気中病後保育サポートなどの優先付けをして出来るものから平成18年度でスタートします。
 育てやすい企業環境
企業の子育て環境支援を応援します。利用者ニーズ調査を実施をします。
 子供の安全を学校と地域で
子供の安全を守る組織体制の再整備を図り実効性のあるものにします。
 保護や支援を必要とする子供と家庭
児童虐待防止対策とその家族の支援策を充実します。
 少人数クラスの導入
小学校低学年(1〜2年)では25人程度学級の導入を検討します。
外部講師・交流講師
地域に暮らすさまざまな専門分野の講師で学校支援をします。地元の伝統や文化・自然へのかかわりを教え伝えます。
牧之原市の教育力の向上
牧之原市の教育力の向上の為に、従来の枠を超えた学びのステージを提案します。(幼保一元化、小中連携、中高一貫、高大連携、民営化など)
教室で無料学習塾
放課後、希望者に補習を行い、わからない子供をなくします。教師 OB などで組織された NPO に委託します。
読書・学習環境の充実
本を読む習慣作りを推進します。学習する場所や情報ライブラリーなどの図書館を建設します。   

文化とスポーツを支援する街づくり

 地域に伝わる伝統と文化を支援
伝統的な有形・無形文化財などの保護継承について支援策を提案します。
 芸術鑑賞の機会を提供
地域文化に貢献する団体・ NPO の企画を支援します。芸術鑑賞などについては、企画から実施まで含めて市民が中心で企画します。
 牧之原市民大学の開講
大学と連携して市民が主宰する「市民大学」を開講します。
 地域スポーツ文化団体を支援
市民のスポーツ文化施策の振興について体育協会や文化協会と協議し、それらの団体の組織経営強化を支援します。
地域スポーツクラブを創設
総合型地域スポーツクラブの設立を支援します。
芝のサッカー場の建設
芝のグランドの建設調査やグランドの芝生化を推進します。
海辺の利活用
マリーナの活用など青少年の育成や観光振興の観点から水辺教育を進めます。そのための施設や人材の育成にも力を入れます。
各種イベントの誘致
スポーツ大会や文化芸術イベントなどを他の自治体や団体との共催も含めて誘致促進を図ります。   

産業活力を向上し生き生きと働く場所のある街づくり

農業の振興
茶業の応援団・・生産者の収入確保に向けての施策を展開します。特に、小規模基盤整備を積極的に支援します。
牧之原ブランド販売・経営促進への支援をします。(お茶インストラクターや経営塾など若手経営者の育成支援)
空港立地を生かしたマーケッティング戦略の樹立を図ります。
食の安全と環境問題とのかかわり追求します。 
生産者と農協・市場・消費者の連携強化のコーディネート役を担います。
漁業の振興
磯焼け対策の推進を継続します。
放流事業の継続推進と漁協の経営基盤強化を支援します。
環境や観光・スポーツレジャーとの融合政策を推進します。
商工業の振興
商工団体と協働で地域コミュニティーや観光に効果のある商店街イベントを積極的に支援します。評価については指標を設けて公開し、次年度以降の予算などに繁栄させます。
国や県その他産業政策と積極的に連携する企業団体を支援します。
研究機関や大学との共同研究などについて支援します。
観光の振興
牧之原の自然と産業(農業・漁業・商工業)を観光にします。お茶を中心に食材のビタミン効果を PR します。
田沼意次の歴史的評価を再確認し戦略的に活用します。
民間活力によって遊休地利活用や水辺・マリンスポーツや体験型観光を推進します。
勤労者の福祉行政の充実
商工会・労福協などと連携して勤労者の生活安定と生涯にわたる生活設計など福祉の充実強化を支援します。
国際交流の推進
市内に在住する外国人が住みやすい住環境を目指します。
牧之原市を訪れる外国人を温かく迎えることのできる国際交流都市を目指します。
アジア諸国とのスポーツ文化・青少年交流を推進します。   

以上の政策はわたしの約束の一部です。
不足しているところは提案してください。考えが違うところは議論しましょう。風通しよくできることが大切だと思います。
基本指針にあるとおり、政策実現は市民の力です。
そしてその過程は「人づくり」にあります。
これらの政策の実現を、わたしと一緒に汗を流しやってください。
そのことが誇りある市民を育てます。

Ver.0.1(2005.10.7)