マニフェスト 西原しげき紹介 8つの約束 一言コラム かわら版 レポート メールマガジン
第5号   ★☆ 子供たちのことを誰が真剣に考えていますか☆★ 平成14年6 月8日(土)
 西原茂樹のメールマガジン ============================================
         ★☆ 子供たちのことを誰が真剣に考えていますか☆★
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□御前崎中学校家庭教育学級


昨夜は、御前崎中学(御前崎町と相良町地頭方地区)の家庭教育学級の講師として出

しました。今回は、私が全部お話するのではなくて「お母さんの声をうかがう」と言

形をとりました。


最初は、私のほうから「今求められる学力と生きる力」とか「高校入試がどんな風に

わるのか。それはどうしてなのか」といったお話をしました。
もちろん、西原流なので少し脱線しながら話を進めました。


★ お母さんの意見
Aさん :西原さんが言っていた「自分で考えて、自分で意見が言えて 皆と調整し
て」が今の子どもはできない。昔は、部活でも子ども達でどんどん計画的にやってい
たような気がする。親が何でもやってやりすぎた。反省しているので、高校の選択は
なるべく自分でできるよう見守りたい。


Bさん:週休2日の受け皿を作らないほうがいい。受験は自分との戦いで大事だと思
う。中学の先生は恐い、小学校の先生はニコニコしているのに、中学の先生は笑って
いない。


Cさん:本当は部活の事で先生に文句を言おうと思ってきたが、西原さんや皆の話し
を聞いていたら、そんなことどうでも良いと思えてきた。子ども達はおばあちゃんの
介護、そして死を経験した。勉強だけではなくて、命の事を学んだ。いつまでも元気
でいる事、やさしさや思いやりが大切だと思う。


Dさん:しつけは家庭でやるもの。私は失敗した。もっと我が子が小さなときしっか
りやっておけばよかった。でも中学の子どもが面と向かって話をしてくれる。


Eさん:西原さんが話した「危険な事を安全に教える」は大切。サーフィンをしてい

ので、毎日祈るような気持だが、帰ってくると「今日の潮の流れは速かった」とか
「波
が強かったので危険なので沖に行かなかった」といろいろ話してくれる。恐い海のこ

がわかるので、ある面では勉強だ。


これ以外にもたくさんの話がうかがえました。家庭教育学級の皆さんありがとうござ
いました。どんどん学校へ入っていきましょう。子どもたちとともに学んでいきまし
ょう。


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□ 公立高等学校PTA連絡協議会総会


6月5日静岡ユーフォニにおいて総会が開催されました。
県内124校の新旧会長と校長などの出席の元、各議案がすべて承認されました。
詳細の事業報告は以下のホームページをご覧下さい。
http://www.hs-pta-shizuoka.net


今年の、テーマは「情報公開と説明責任」です。特に賠償保険が始りますので、会計

事務事業のの透明性が求められます。それへの対応として、ホームページの開設を始
め、連絡のIT化を推進します。


総会の後の研修会は弁護士の高山俊吉氏による「家庭における交通安全教育の進め方」
と題した講演会を行いました。


高山さん自身「交通事故の弁護をするためにはバイクを理解しないと」と40代で自動

輪の免許を苦労して取ったおじさんライダーです。
悲惨な交通事故の例を出しながら「交通事故死を無くすためには積極的な安全教育を
しなければいけない。乗ってはだめ、免許を取ってはだめと言った消極的対策では事
故は減らない」とやさしい口調で語りかける。


現在、全国高等学校PTA連合会では夏の北海道大会で「3ない運動」の継続を確認
して
います。
全国の理事である西原は、先日行われた全国理事会において「静岡県は、独自の取り

みを行う」と説明し、一律の「3ない運動」に拘束されずに「交通安全教育」に取組
む 事を
表明しております。


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□ カワニナを探しています。


御前崎町白羽大原公園に今年も蛍の乱舞が見られます。
地元の古老、増田さんがもう10年近く毎年蛍を繁殖放流しながら楽しませてくれてい
ます。
今年も、4日の夜8時ごろ行ってみました。


道には車がいっぱい、明かりがない公園の小道にはたくさんの人だかりです。
少し風が強いので、今日は無理かなと思いましたが、目を凝らしていると、あちらこ
ちらで「ぽっ」と黄色の発光が確認できます。


増田さんが「県議来てくれてありがとう」と暗がりで挨拶。
80歳を越えるが元気そのもの。
「今年は少し遅れて心配したが、たくさんでているよ」


これからも毎年続けていきたいが、課題はえさの「カワニナ」だという。
できればずっと、ここで繁殖するように「カワニナ」がたくさん育つようにしたいと

こと。
カワニナがたくさんいるところと交流を持って蛍の里作りを広げていきたいとのこと
でした。


まだ間に合うかもしれませんので、見にいかれる方には場所をお教えいたします。
ある子どもが「生ボタル!」と言っていましたが、「生(ナマ)」でない蛍はいるんで
しょ
うか。
こんな時代になってしまわないように、自然の復元に努力する皆さんを応援します。
それにしても毎年続けておられる増田さんには頭の下がる思いです。感謝!


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□ 大井川に清流を取り戻そう!


★4日は大井川の日でした。
午後一番で流木の勉強会を県庁で行いました。
榛南4町の漂着流木(主に大井川から流れ出す)の処理対策で、昨年から検討をしてい

研究会の下相談です。


流木を「土に返す」事は簡単です。チップにして寝かせておけば堆肥になります。
含まれる「塩分」も問題がないことがわかりました。
後は、誰が使ってくれるのかです。
これが一番の問題でしょう。


もう一つ、皆に「流木」の現状を見てもらうこと、興味を持ってもらうこと。
その場で、NPOしずかちゃんに相談。
公園花デザイナーの徳原さんが「ここ吉田公園は、流木ガーデニングをやったら最
高!」と言っていたのを思い出します。


★会場を島田市の宮美殿にかえて今度は「大井川総合開発推進協議会解散総会」
昭和46年以来30有余年。今年の長島ダム完成を期に解散となる協議会。
恩恵にあずかる流域は、志太榛原から掛川小笠に渡る広範な地域です。


長島ダムは「洪水調整、流水調整、かんがい用水、上水利用」を目的にした大井川で

じめての多目的ダムです。今までは、29の大小のダムは、15の発電所のための発電目
的でしたから。


利用される、農業用毎秒3.045立方メートル/秒と上水の6立方メートル/秒ですが、牧
之原台地のお茶畑にとっては恵みの水です。恩恵にあずかる下流域は今後も感謝を形
で返していく必要があります。


引き続き、流域連携を強化しながら、ダム周辺の環境を守っていく協議会も設立され
ました。今回からは県議会議員や国会議員は顧問とか相談役と言う形での就任はあり
ませんでしたので、「俺は関係ない」と言って立ち去っていく議員がほとんどでした。
とは言え、私は関心がありましたので会議を傍聴させていただきました。

★大井川の清流を守る会
その後榛原郡の8町の町長と議長によって、大井川の清流を守る会が開催されました。
もちろん会長は、川根町の河野町長です。いつもながらのテンポで今後のスケジュー
ルが決まっていきます。今年も、榛南の海岸で9月に流木などの清掃作業が行われる
事、世界水フォーラムへの参加やシンポジウムの開催などが決まりました。


懇親会の挨拶で私はこんな話をしました。
「大井川における中部電力のダムがすべて完成したころ、中電の土木技術者がこんな
ことを言い残しています。『ダムが砂で埋まってしまう事が今後心配されます。ずっ
と先でしょうが、堆砂は将来の土木技術者に課せられて大きな課題です。』


それが現実となって、大井川での河原砂漠と駿河湾での砂浜の消滅やテトラポットで
埋め尽くされた海岸の姿です。大井川に清流を取り戻す運動は上流と下流の連携で是
非実現しましょう。」
と言った趣旨です。もちろん「流木対策」も協力依頼したことは言うまでもありませ
ん。


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□ 今日は松崎からお客さんを迎えました。


御前崎港の漁港の舟だまりに、かなりのスピードで真っ白な高速船コバルトアロー号
が入ってきました。松崎町からの「松崎新港建設期成同盟会」一向約100人を乗せた
この
コバルトアロー号は松崎から約90分でやってきました。


地元でもある森県議会議長始め深沢松崎町長など関係者が近くのなぶら館に集合して
交流会を開催しました。
「1時間ちょっとで来てしまった。本当に近いなあ!」と感想を述べる、斉藤松崎町

工会長の言葉に、こちらもぐっときました。


それぞれの挨拶のあと、最後に県の八鍬港湾総室長が「正副議長がそろった。いよい
よ機は熟した。プロジェクトの成功は確信、間違いない。松崎新港の現状はきびしい
が、なるべく早く使えるようにしたい」と力強い挨拶でした。少し乗せすぎの挨拶に、
地元相良町の岩堀商工会長から「できるまでずっと二人に正副議長でいてもらえば良
い!!」


御前崎と伊豆地域を結ぶ高速交通も先が見えてきました。
花博などの時に臨時就航をと言った意見も出されましたが、急ぎ足の旅で、なぶら市
場で「生しらす」を買っていただきまして、12時45分に出航していきました。清水港
のドリームプラザでまた買い物をして、夕方松崎に帰るそうです。御苦労様でした。


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前回メルマガを出したのが、雷のあった翌日5月27日。
29日から30日には懐かしい金沢に行ってきました。東海北陸議長会への出席ですが、
ちょっとのぞいた昔のキャンパスは、素晴らしい「金沢城公園」となっていました。
NHKの利家とまつブームでわいていますが、五十軒長屋は一見の価値あり!です。


皆さんにお伝えしておきたい事がいっぱいあるのですが、時がどんどん進んでしまい
ます。
時間がたつと「旬」でなくなってしまうような気がしますが、実は、しっかりねかせ

熟成している場合もありますので、おいしくなったところで取り出してみます。


ワールドカップのサッカーもいよいよ静岡で開催です。
11日にはドイツとカメルーン、14日にはベルギーとロシアです。良いカードですの
で、人気が上がっています。私は、11日のドイツ対カメルーンを観戦します。


※ビタミンを中心に健康を考え啓発する「NPOビタミンネットワーク」に参加しま
せんか。
会長は薬剤師会の石川会長さんが務めます。静岡発の「しずおか健康21」をもバック
アップしていくつもりです。鈴木梅太郎博士の出身地相良町がいっしょに頑張ってい
ます。私もNPOの理事をしています。


※エコセメントの勉強会を始めました。本当に実現できるのか、自治体は県の動きを
注目しています。千葉の市原での実績を視察したいと思っています。ゴミ処理は、大
きな課題です。


※来週県内塾関係者との意見交換会を行います。教育に違った観点から意見が聞ける
のではないかと期待しています。内容は、メルマガで報告します。


※アフガンへの教育支援をしよう!文部省が旗を振っていますが、県内でもそんな団
体が声を上げて来ました。詳細は、次回報告します。


土曜日の昼さがり。午後松崎の皆さんを送り出してから、お二人お客さんが見えまし
た。
港の事と、先日の風力発電のシンポの後のことから、子育て講演会の事など打ち合わ
せをしまして、その後メルマガを書きました。今から、榛原です。6月8日 午後4
時過ぎ


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  静岡県議会議員 副議長    西原茂樹(にしはらしげき)
              [e-mail] <nishiha@po.across.or.jp>
              [URL]  <http://plaza.across.or.jp/~nishiha/>
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             静岡県議会 副議長室 054-221-2007
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