マニフェスト 西原しげき紹介 8つの約束 一言コラム かわら版 レポート メールマガジン
第6号   ★☆ 日本予選リーグ突破☆★ 平成14年6 月17日(月)
  西原茂樹のメールマガジン ============================================
         ★☆ 日本予選リーグ突破☆★
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                       平成14年6 月17日(月)
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□日本チャチャチャ!!


やりましたね〜!
森島に中田、予想以上の日本の健闘に感激です。
夜のテレビで小泉総理が「ゴールしたとき泣いただろ?」と言っていましたが、私も

が出ていました。打ち振られる日の丸と喚起のウェーブに身震いしない日本人は少な
いと思います。


エコパの試合は、11日のドイツカメルーン、そして14日のベルギーロシア、そして21
日の準々決勝です。イングランドがまず8強入りしましたので、明日のとブラジルと

ルギーの勝者がエコパでベスト4目指してイングランドと死闘が繰り広げられます。
できれば、日本もこの勝者と埼玉で準決勝ができればいいですが、にわか予想屋はこ
の辺にします。


★レセプション


10日には、ドイツカメルーンの代表(選手は来ませんが)を浜松のアクトに招待して
歓迎レセプションが行われました。
民族衣装豊かなカメルーンの舞踊団が会場を華やかにしてくれます。僅か1500万
人の貧しい国(物質的という意味で)が国益をかけて参加していることが良くわかり
ます。
「私がこの20年アフリカと日本の仲人をしてきました」と流暢な日本語で長々と挨

をした、カメルーンの臨時代理大使はよくよく考えると、あの鈴木宗男氏のムルアカ
さんと似ている。


それに引き換えドイツはあっさりしている。挨拶は2等書記官。感じは「ヒラ(失礼)」
といった感じである。ドイツフットボール協会の代表の皆さんも気さくである。


「どちらもWIN!WIN!」とエコパ発最初のワールドカップの試合の成功と両
チームの健闘を祈って、私が枡酒の乾杯の音頭を取らせていただきました。接待役で
すので、石川知事夫妻や岡野県会長などと両国関係者と歓談をするわけですが、ボラ
ンティアの通訳の皆さんには感激しました。


こちらはグラスを傾けながらなのですが、ドイツ語フランス語(カメルーン)の通訳と
して10人ほどが頑張ってくれました。
参加の動機は?に「ワールドカップと国際交流に何か役に立ちたくて」
あと一回ですが、どうぞ宜しくお願いいたします。


★エコパ


11日は雨。
東京での、原子力発電所立地県議長会の会合とその後の各省庁陳情などで静岡につい
たのは、5時過ぎでした。会場に入ったのは、7時半頃。
当初は県議会議員も特別扱いなしと言う事で、チケットを1枚購入しておいたのです
が、1月ぐらい前になってFIFAなのかJAOCなのかわかりませんが、開催県議
会議員と市町村長には招待状が発行されました。


その枠で、試合観戦をさせていただきました。
入手困難なチケットを優先的にまわしてもらったのですから、テレビ観戦しかできな
い多くの県民の代表として責任を持ってしっかり見て応援しておかなければ!と言う
気持で観戦しました。


私も榛原郡のサッカー協会の会長をさせていただいておりますが、専門ではありませ
ん。
でも、あの会場の「ノリ」はなんでしょう。日本戦でもないのに、ウェーブがスタジ

ムを何周も回ります。二度も三度も立ち上がりました。


雨が心配されましたが、ひどくならなくて本当に良かったです。
私の場合は、会場近くの駐車場まで車でいけましたので、苦労はしませんでしたが、
関係者と観戦をされた皆様には、雨と長い行列、御苦労様でした。


★ 14日はテレビ観戦


14日は日本の応援をテレビとラジオでしました。
さて18日は応援ができるかどうか。もちろん会場へはいけませんから、テレビが見
れればいいのですが。どこかの県みたいに「絶対だめ!」なんていわないほうがいい

思います。
だって、世界中が国の威信をかけて応援しているんだから「日本だっていいじゃな
い!」
皆さんのご意見はいかに?


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□ 歩け歩けから釣りまで、今日の1日を紹介します!(昨日となってしまいました)


今朝は、一番で榛原郡町村職員野球大会の開会式に行ってきました。会場は榛原町の
グリンパル総合グラウンド。
本当は、昨日の予定でしたが、雨で順延になっていました。


「合併など重要な時期ですが、そんなことはほっぽって!」
榛原町長の意味深長な挨拶に一同苦笑い。
私も「合併と上流と下流の交流を!」と激励!


会場を後に、地元豊岡地区の歩け歩け運動に途中参加。
本当は最初から参加するつもりだったので地元の皆さんといくつか約束をしていまし
た。
「完成した150号跨道橋から素晴らしい眺めを観る。そして、その後いたるところ
にある不法投棄現場を視察」となっていたのです。何とか約束は果たせました。


約1時間ほど、みんなと山道や田んぼの中を歩きました。
車でしか動いていないところをゆっくり歩きながら観ているといろんなものが見えて
きます。
鳥のさえずりもいつになく元気に聞こえてきます。食用ガエルの「グォーグォー」も

かしい。


いい汗を流して、自宅に戻り再び着替えをしてサンホテルへ。
ここでは、日本セーリング連盟の国体準備委員の皆さんと会合。
御前崎町の増田教育長さんと植田国体課長さんが同席して、来年の国体の準備のうち
特に宿泊や保育所などの件で話し合いを持ちました。ユニバーサル県静岡の先進的な
取り組みが期待できそうです。
言い忘れましたが、西原茂樹は静岡県セーリング連盟の副会長を竹山参議院議員と一
緒にやっています。会長はジュビロ磐田の前社の荒田さんです。


自宅に戻って意見お客さんの相談に乗って、さあ子どもとの約束。
「釣りに行って!」
すでに、我が子を含めて4人が待っている。
恥ずかしながら、釣り等中学のころまでしかやってなくて(そのころは結構凝ってい

のだが)今の道具や仕掛けはわからない。


「お父さんに教えてやるから!」についつい付き合う羽目になった。
先ほど帰ってきました。
私は釣れませんでしたが、子ども達は何匹か上げました。


なんとその一匹が「アイゴ」でした。
20センチはあったでしょうか。
「その魚はアイゴだからさわるな!」横にいたおじさんが話してくれましたが、しっ

りさわって針を外して海に返してやったあとでした。


いつも「カジメを食べてしまうアイゴの対策」なんていっていますが、あれがそうだっ
たのかと自分の無知に反省です。
でも、誰もケガがなくてよかったです。


さて今から家族団欒と行きたいところですが、もう一つ会合です。
従って、ここまで書いたメルマガが今日中に出せるかは定かではありません。
(結局1日遅れです)


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□ 学習塾関係者懇談会


14日、教育委員会の主催で県内の塾関係者との懇談会が開催されました。
学校週5日制と学力についての意見交換会と言っていいでしょう。


今までは、塾をあまり認知していなかった教育委員会ですが、文部科学省の方針転換
に、積極的に「放課後や土曜日・日曜日などの社会教育分野で協調してやっていこ
う。」と言う意味があるのではと考えます。


「多様な学びの場の提供」という観点で塾を捉えて、相互理解を深めていく今回のよ

な試みは大いにいいことです。


「学力とは何だ!」
「ペーパーではないが、ペーパーで計っている。」
「部活が多くなって土曜日がつぶれている」
「部活動のあり方が問われてきた。」


「私たち塾の講師は、生徒の親に年3回評価を受けます。アンケートですが、視聴率
と同じです。先生はそれで評価がきまります。」
「私たちは学力の定義が明確です。目的の大学に受かる力をつけてやることです」
私は中学と高校の分科会に参加しましたが、塾関係者からは、次々と挙手での意見が
飛び交います。


「高校受験が変わりますが、入試問題がどんな問題か大変興味深いです。」
「それが、学力とは何かをはっきりさせるでしょう」と言っていた言葉も印象です。


ある塾の関係者が言っていた
「基礎基本が一番です。学問の魅力とか、応用力とかは、基礎基本が飽和に達した時
に沸き起こってくる。だから義務教育で基礎基本はきっちりやってきてほしい」
そのとおりだと思います。


★ 公文教室での父母懇談会(その夜のことです)


私の家では妻が20年近く公文式の教室をやっていました。
たくさんの子ども達が我が家で勉強していました。私も手伝ったこともありました。
公文式は基礎基本を愚直なまでに繰り返します。


個性とか、創造的とか、ゆとりとは少し違っていたかもしれませんが、私は今でもと
っても素晴らしいメソッドだと思っています。最近兵庫県の山奥の先生が実践して有
名になっている教育もどうも公文式と同じようです。


そのあとを引き継いでいただいた近くの教室で、お母さん方と、やはり学校週5日制
と学力について話し合いを行いました。私が、講演をして意見を聞くという先日の家

教育学級のスタイルです。


皆さんの共通に心配な事は
「学校が、ゆとり教育と言って土曜日曜日を完全週5日制にしてしまったが、学力が
落ちないか」
でした。


完全週5日制と学力の問題は分けて考えましょう!
土曜日と日曜日が休みは世界の先進国の常識です。
日本も大分そうなってきました。


土曜日に学校が休みになるのは今年15日増えます。
平日換算で、7日です。
これでもし学力が落ちると言うなら、夏休みや冬休みを少し減らせばいいです。
それよりも「やる気」です。


学力は何が大切か!
基礎基本と応用とそれに新しい学力です。


新しい学力とは何でしょうか。
自分で考えて、考えた事を自分ではっきり意見が言えて、いろいろな意見が出たらそ

を調整してまとめていく力、それが新しい学力です。
さらに、英語力と言うか国際的に表現力を持つこと、更にパソコンの能力です。


こんな話と高校受験でで盛り上がりました。


★ PTA指導者研修会(その翌日の事です)


15日にはアザレアでPTA指導者研修会です。
これまた学校週5日制です。
文部科学省から御手洗審議官にきていただいて話を聞きました。


いかに学校週完全5日制で学力が落ちると言う世の中の不安を払う事ができるかが課
題と言った講演でした。


講演の中で「地域社会」に期待する発言がされていましたが、地域社会とは一体何な
ので
しょうか。
漠とした地域社会に多くを期待するわけに行かないでしょう。
学校が何をするのか、何ができるのかをはっきりさせて余分な事はできないとはっき

言うべきでしょう。


文部科学省と厚生労働省や自治省と言った様々な縦割りの中で、子ども達がそのハザ
マで苦しんでいます。
教育で全てやろうなんて無理に考えない事です。
教育は「道徳も環境も心も」と言って何でも請け負いすぎました。


本当は、家庭や、保育園や幼稚園でもっと躾など生きる上での基礎基本を教えてこな

れば十もいます。
そうすれば、高校にもなって「髪の色が、スカートの丈が、タバコが」といって生活
指導
に汲々としなくていいはずです。


学校には「生徒のやる気」を育ててほしいと思います。
学力をつけさせてやる事が親の望みです。


先生の給料は国の補助金でまかなわれています。
市町村の教育委員会が独自の教育施策をやろうとしても文部科学省に縛られてきまし
た。
学力についてはそれでもいいのかもしれませんが、心の問題は地域が、福祉や医療や

察などと連携してやる必要があります。
縦割り行政では子どもは救えません。


一昨日、国の諮問機関が「教育も国庫補助から地方交付税で一般財源で!」との答申

出しました。補助金の削減と言う方向は心配ですが、考え方は賛成です。
地域地域で教育を考えるには、「財源も使い方も地域で」が今こそ必要です。


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月曜日の朝になりました。
今日も今から県庁です。
このところ本当に教育についての話が多いですが、それだけ重要だと言う事だと思い
ます。


6月17日午前8時


              
  静岡県議会議員    西原茂樹(にしはらしげき)
              [e-mail] <nishiha@po.across.or.jp>
              [URL]  <http://plaza.across.or.jp/~nishiha/>
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             牧之原市堀野新田20-1   
             (TEL)0548-58-0772
             (FAX)0548-58-1655
             静岡県議会 副議長室 054-221-2007
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