マニフェスト 西原しげき紹介 8つの約束 一言コラム かわら版 レポート メールマガジン
第8号    ★☆ 今日は七夕様です。天の川を見ながら! ☆★平成14年7 月7日(日)
 西原茂樹のメールマガジン ============================================
         ★☆ 今日は七夕様です。天の川を見ながら! ☆★
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□ 今日は七夕です。


天の川で二人が再開している!なんて、ちょっと想像して見るのも楽しいかもしれま
せん。
しかし考えて見ると、お二人は一年に一回しか出会いがないわけです。
私は、日頃多くの友人とたくさんの出会いを過ごさせていただいています。この事に
深く感謝して、年甲斐もなくセンチメンタルになる事はやめておきます。


いつも「硬めに」メルマガの原稿を書いているのですが、今日はやわらかい出だしと
なりました。
やわらかい出しながら次のような問題提起をさせていただきます。


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□ 難しい言葉使い


前回のメルマガ中に「愚妻」と言う表現がありました。
ある女性の方から「愚妻と言う表現は止めてください!」とメールをいただきました。
この表現は、引用した文章の中のものでしたが、使った方は「謙遜して」使ったわけ
で、何気ないタッチだったわけです。


それも不特定多数に出したものではなくて「西原茂樹」個人に、「私信」として送っ
て下さった文章でした。
引用した私が、注意を怠ったために一部の方には「不快」を感じさせてしまった事だ
と思います。
それについて「反省」しています。


数日後、表現の問題で同じような事がありました。
4日の常任委員会での質問の最中です。
質問者は私です。


ある質問で、表現の中で「かた×××」(片足を引きずる差別表現)と言ってしまいま
した。
差別用語である事に瞬間気がついたので「片肺」と言ってから、これもまずいと思
い、「片方に偏った」として、言いあらためて質問を続けました。


何もなかったわけですが、モニター室で見ていたマスコミの方から委員長に指摘があ
ったそうで、翌日委員会が再開する前に、「昨日の件で」ということで、委員長が説
明をして、私が「質問の中で文言を修正しましたが、不快な気持になった方がいまし
たらすみません」と謝りました。


議事録上は、昨日私が質問の中で「言い直し」をしていますので、議事録には記録さ
れていないわけです。
私と、委員長の説明には、全委員が「きょとん!」としていました。
「何が問題だったの?」その場にいた人にとっては、「言い直しをした」という現実
や、表現の文脈からして「差別」をしているわけではない事がわかっていたはずで
す。


しかし、この二つのことで大変勉強になりました。
「一言」には注意しましょう!と言う事です。


限られた人数の会議でも、情報公開されています。
メルマガで、気軽に独り言みたいに書いていますが、大勢の方が読んでいます。
親切で「西原さんのメルマガ転送して読んでもらっているよ!」と言う話もうかがっ
ています。


ひやひやしながらも、多少の失敗ぐらいびくつかずにこれからも情報発信しつづけま
すが、メルマガの中で表現に問題がありましたらまたご指摘ください。


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□ 五感を鍛える!


以前、「賞味期限」の事を書きました。
次はもっと鍛える事を書きますよ!と言っていたら「いつになるんですか」と問合せ
がありました。


いくつかのお話を聞いた中で私なりに感じていることです。
五感とは、もちろん「視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚」です。
メルマガ4号で「味覚」について、賞味期限のお話を入れながら「生きる力」につい
て説明しました。


それはどちらかと言いますと「子供向け」でありました。
今回は、「大人向け」です。
味覚はもちろんですが、常に五感を鍛えておく事は、人間の生きる力を継続させます。


ところで、五感を鍛えるとにはどうすればいいのか。
二つあります。


一つは食欲です。
見ておいしそう!匂いをかいでおいしそう!ジュウジュウと焼ける音でごくん!寿司
はつまんで!最後は、舌に乗せて味を堪能!これほど五感を鍛えることはありませ
ん。


さてもう一つ!
きれい!いい匂い!声!?舌で!?手で!?
まあ表現の難しいところです。お酒の席とか、楽しいところでは、エスカレートして
しまいますが、TPOでわきまえて。


正解は「性欲」です。
でも漢字で書くとなんと品のない字なんでしょう。


ところでこの「食欲」と「性欲」で五感を鍛えて元気で長生きしましょう!
なんて言ったらしかられると思いますが、こんな言い方はいかがでしょうか。


「あなたの五感を研ぎ澄ませて、元気で健康なライフスタイルを!グルメとロマンの
お誘い!」
どこかの旅行会社のパンフレットにありそうですが、「食欲と性欲」なんて言うよ
り、「グルメとロマン」がいいと思いませんか。


いくつになっても「色気」をなくしてはいけません!
おしゃれはボケ防止になるそうですし、派手な色も元気の元だそうです。
もちろんお化粧もバッチリして!


健康講座みたいになってしまいましたが、常に「賞味期限」にしておきましょう!?

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□ 水のお話


★ppmからピコグラムへ


私の専門は環境です。
特に水です。ppmの世界でBODやCOD、SSなどが相手でした。
ppmは百万分の一の世界です。1リットルに1ミリグラムがppmです。


ところが最近は単位が一変しました。
ピコグラムなんて言う単位が新聞に頻繁に載っています。
ピコは1兆分の一です。


ダイオキシンが最たるものですが、この物質は「水」と相性が悪い。
常温で固体、水に溶けないと言う事で、水処理の世界で対象物質として現れてこない
のが救いです。しかし、土の世界では「土壌汚染」が深刻で、これから様々な部分で
問題が出てくると思われます。(すでに工場跡地の売買でご苦労されているかたもお
ありでしょう)


★トリハロメタン


さて水に話を戻します。
私の所属する委員会では、企業局の審査があります。
そこで、水の話が話題になりました。


「森町の生活雑排水が流れ込む下流で飲料水の取水が行われる。これではトリハロメ
タンなど発ガン性物質の心配がある」と本会議で質問がありました。
企業局長から「取水源からは雑排水は入らないし、前塩素処理をしないから心配な
い」との答弁がありました。


ちょっと待って!ほとんどの浄水処理場では、汚濁物質、特に鉄分やマンガンの処理
を目的に前塩素の注入をしての沈殿除去処理がやばい!と言う印象が心配です。


なぜ前塩素注入が心配かと言うと、フミン質(有機物)と塩素が最高の条件で反応する
とトリハロメタン(有機塩素化合物) の発生が心配されるからです。しかし、そんな
最高の条件は、淀川の水源でもほとんど心配されていません。


そもそも、トリハロメタンは「危険な物質だが、現在の化学分析で分析がたまたま可
能になって検出された」にすぎません。つまり、まだまだたくさんの化学物質が私た
ちの体の中に入り込んできています。気がついていないだけで、もっと危険な化学物
質もあるかもしれません。ダイオキシンも良い例です。


したがって、大きな指標としてトリハロメタンの検出には心配をして可能性を少なく
する最善の努力は必要です。
しかし、そのことと塩素消毒を止めてしまうこととはいっしょにしないほうがいいと
思います。
塩素消毒をする事によって、たくさんのばい菌から私たちは守られているわけで、一
長一短があると言う解釈が一般的です。第一、東南アジアではほとんど塩素消毒はし
てありませんから、水を飲めば確実に私たちは下痢をします。(鍛えられた現地の方
は別)


★塩素消毒と飲料水


では、塩素消毒はまったく問題がないのでしょうか。
私は少し疑問をもっています。


どこの家の蛇口をひねっても、塩素が入っています。(カルキくさい!)
「どうして、ウンコやおしっこを流す水まで塩素消毒するんだろう?お風呂の水や洗
濯の水も塩素が入っているの?」
ふしぎだと思いませんか。
無駄だと思いませんか。


人間が一日に必要とする水は約200リットルです。
トイレが、50リットルで、お風呂や洗濯や台所が120リットルでと割り振って見て、
口に入る水は、何リットルでしょうか。飲料用はペットボトルが数本です。


塩素が、水道の蛇口で、0.1ppmという基準は、諸外国にはあまりないはずです。
安心ですが、無駄ではないでしょうか。飲み水の数リットルの安全のために、全ての
水に塩素消毒が行われています。これは、戦後GHQが残していった「成果」です
が、私はいつも疑問に思っています。


極端に言うと、飲料水に責任を持つとすると、行政は「新しい分析装置ができるたび
に」「新しい化学物質の危険が学会で発表されるたびに」ひやひやし続けます。
「水は安心」は永遠のテーマですが、現在のような化学物質がばら撒かれているよう
な地球環境では、飲料水が大量に安心して供給される事は大変なリスクを負います。


責任を放棄するわけではありませんが、口に入れる飲料水は各家の浄水器やペットボ
トルでと言う時代がくるかもしれません。
これは、環境問題に関わってきた立場での発言ですが、県会議員としてもこれからの
大きな課題だと考えています。
(資料などを見なくて、話し言葉で書いています。大きな違いはないと思っておりま
すが、どこかで引用してお話する場合には、再度ご確認ください)


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□ 花の王国議員連盟


県議会では、花産業や生産者などを応援しようと「花の王国議員連盟」があります。
現在私が会長を務めております。前任が、奥之山さんでした。


もう4年程前になりますが、奥之山さんが、「若いのが会長をやったほうが良い!」
と会長をバトンタッチする時「吉田町でしずおか緑花祭があるんで、是非会長をやら
してください!」と言って皆さんに了解していただき今日まで来ました。


お陰で、新潟や宮崎の緑化フェアや海外では中国昆明まで国内外を見ながら、しずお
か緑花祭を成功させる原動力になりました。
「議員連盟」の会員には、政策・予算での応援はもちろんですが、全員パスポート券
を買っていただいたり、大勢の後援会の方を吉田までお連れいただきました。
それ以外にもたくさんの応援をいただきました。


また、生産者の代表である、クレマチスの渡辺さん始め生産者協議会の皆さんとも、
地元の花苗をたくさん出していくことに大いに知恵を出しあいました。


さあ、いよいよ浜名湖花博です。
「新しい酒は新しい皮袋で!」そこで、今回、役員を交代します。
新しい、浜名湖園芸博覧会をひっぱて行ってくれる方にお願いしていくよう役員の皆
さんと話をしました。総会は、11日の昼休みに開催されます。


もちろん、これからも県内の花の応援団に変わりはありません。ご協力ありがとうご
ざいました。


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いま日曜日の午後です。
先週と今週と日曜日の午後に空き時間ができました。
かわら版も今月は発行する予定ですし、ホームページもリニューアル準備中です。
そのための作業をしています。


※明日は、空港の下に掘っていたトンネルの開通式です。
榛原坂部と島田初倉がトンネルで結ばれます。
本体工事も、そろそろ「法的執行」を急がないと、18年開港は難しくなってきまし
た。課題多き静岡空港ですが、今年のポートセールスは中国浙江省です。私も参加し
ますが、是非大勢の皆さんの参加を期待しております。


※議会は11日で閉会ですが、9〜11日と御前崎港に関連した皆さんといくつかの懇談
を持ちます。特に荷主さんを中心に意見を聞くつもりでいます。またこのメルマガで
も紹介します。


※お知らせです。私の敬服する明星大学の高橋史朗先生が、静岡産業大学で講演をし
ます。教育問題ですがとても参考になるはずです。14日の午後14時からです。残念な
がら、私は出張で聞けませんが、聴講希望の方はご連絡ください。


※上とランクが違いますが、ついでに私の講演会のお知らせです。
15日・御前崎町下岬老人会  16日・東遠経済研究会(掛川)  17日・御前崎町商工
会青年部他
18日・相良町民生関係者(未定)


現在、14時50分です。
天気は曇り。今夜の空はどうでしょうか。


              [e-mail] <nishiha@po.across.or.jp>
              [URL]  
<http://plaza.across.or.jp/~nishiha/>(7月中旬に変更します)
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             (TEL)0548-58-0772
             (FAX)0548-58-1655
             静岡県議会 副議長室 054-221-2007
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