マニフェスト 西原しげき紹介 8つの約束 一言コラム かわら版 レポート メールマガジン
第10号    ★☆  ホームページを更新しました  ☆★  平成14年 8月4日(日)
西原茂樹のメールマガジン =======================================================
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                       平成14年 8月4日(日)
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家の裏山では、せみが激しく合唱をしています。 朝、せみ時雨で目が覚めました。
一昨日の静岡は雷と激しい夕立で大変でした。落雷の停電で薄暗い県庁本館、災害の
時にはこうなのかと少し緊張しました。
相良ではまったく雨がありません。一雨ほしいところですので、相変わらず今朝も天
気は晴れです。


新しいホームページにリニューアルしました。
http://www.nishihara-shigeki.net


皆さんのご意見をお寄せください。


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 □ しずおか緑化祭とNPO


吉田公園の管理が順調に進んでいます。
昨年、開催されたしずおか緑化祭の後の公園管理が「総合管理公社」から[NPOし
ずかちゃん」(ただし吉田町経由)に移管されてほぼ4ヶ月が過ぎました。


県の公園は県の総合管理公社が管理してきました。
愛鷹広域公園、草薙総合運動公園、富士山こどもの国、遠州灘海浜公園、小笠山総合
運動公園が県の公園として総合管理公社が管理をしています。昨年度は、吉田公園も
そうでした。


しかし、「県民参画で」新しい公園の管理と楽しみ方を目指して数年前から下準備を
してきた関係者としてはなんとしても,NPOに移管をして!と県当局と折衝をして
きました。


今、浜名湖花博の後の公園管理などを含めて「県民参画」といった新しい公園の管理
を模索しています。
私はこの吉田公園の、管理手法が参考になると思っています。


もちろん小さな公園ですので、大きなものにすぐ役立つとは思えませんが、要はかか
わる人=人間です。
いくら県の担当者が「新しいスタイルで県民参画」と叫んでも実現のめどは立ちませ
ん。
そこに、真剣に考えて実行しようとする「人」がいるかです。


★花壇コンクール


7月28日の日は花壇コンクールが開催されました。
最初は5月26日に、1回目の審査を、そして管理状態などを含めて2回目の審査で
す。
2ヶ月間花壇を維持管理するのは大変です。


きれいに管理された花壇から、疲れて管理を放棄してしまったような花壇までありま
した。
しかし、主催者のコンクールにかける思いは伝わってきました。
これからもがんばってやってほしいですね。


「この公園には流木が似合う」
と言っていた徳原さんの考えをぜひ具体化してほしいです。


多くの方に、流木を考えてもらう機会にもなるでしょう。
上下流の交流としてもヒントとなります。


★吉田公園緑化大学


いよいよ大掛かりな企画が始動します。
ガーデニングからハーブ、さらには自然観察会まで盛りだくさんな講座です。
期間は9月から3月までですが、申し込みは8月20日までです。


NPOの本領発揮といった所ですので、大勢の方の参加が見込まれます。
申し込みは直接NPO法人しずかちゃん事務局まで。
0548-33-1420  FAX0548-33-2790


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 □ 須々木川河口閉塞


台風6号の影響で須々木川の河口が流木や砂で閉塞してしまいました。
流木についてはたびたび取り上げていますが、今年初めての被害です。


私もすぐに土木事務所に対処をお願いしておきましたが、ある近所の方から「心配!」
とメールが入りました。
最近は、このような形で「要望」や「依頼」が時々入ってきます。


かなりの水位上昇で、次の台風でも来れば浸水の被害など地元の方にとっては大きな
心配です。 町や土木でも対処をすぐ取ってくれておりました。


早速工事が始まるとメールをいただいた方から「ありがとうございました」とお礼が
きました。
その方からいいお話をひとつ伺いました。


先日の台風6号のとき、川に住みついているカルガモの親子がいなくなりました。あ
る方に相談したら、その方が大雨の中を海のほうから胸までつかりながら一生懸命探
してくれたそうです。あいにく見つからなかったそうですが、翌日親子仲良く泳いで
いる姿を見かけたそうです。


その方の名前も「しげき」さんと言うことで「しげきさんって皆さん立派ですね!」
と言う余談話を紹介しました。


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□ ビタミンの日とビタミンフェスタ


夏本番!
地頭方港では、8月14日水曜日にビタミンフェスタが開催されます。
鈴木梅太郎博士の生誕の地での「ビタミンイベント」です。


恒例になって10年近くたちますが、毎年にぎやかさが増しています。
暑い中ですが午後1時から夜の打ち上げ花火が終わる9時ごろまでです。


さて、ビタミンネットワークの理事会が開催されました。
事務局は、今年から民間企業で活躍している前農業振興公社の奥田さん。
会場はいつも助けていただいている松林工業薬品さんの4回会議室。


石川薬剤師会会長はこのNPOの理事長さん。みんなの信頼を一身に受けて期待に答
えてくれます。
昨年までの薬事企画室長の興津さんも、今度は県薬剤師会の事務局として再登場です。
久しぶりに「健康日本21推進フォーラム」の末木事務長も出席していただきました。


一昨年の12月13日にビタミンの日が制定されて3年目となる今年のメインイベン
トは。
12月12日から18日まで松坂屋北館の催事場で展示販売を行うことになりました。
「ビタミンの効用」「野菜や果物」といった地域の食材から大いにビタミンを取りま
しょうといった企画もあります。


昨年も大塚製薬さんや三共さんといった製薬メーカー、飲料の伊藤園さんからも協力
をいただきました。
経済連やわさび、しいたけ農家の皆さん、相良町の茶業振興協議会、静南温室農協
(ダイヤメロン)。
今年も期待です。


ひとつこだわっている食材があります。
うなぎです。
土用のうなぎで、夏ばて防止でうなぎをとりますが、冬も風邪を引かないよう「うな
ぎ」を食べるブームを作りたいところです。
「ビタミンの日にうなぎの白焼きをわさび醤油で食べよう!」
ビタミンA、E、Kをたくさん含んでいるうなぎとわさび(成分は忘れましたがビタ
ミン豊富です)で元気印!
うなぎの消費拡大につなげたいところです。


理事会では、県の健康創造21への協力や、地頭方のビタミンフェスタや東海地区の
薬剤師会の総会に協賛することを決めました。
昨年好評だった「ビタミン愛(I)」募集もやることにしました。


今年もビタミンの日にご協力ください!


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□ 常任委員会視察


7月24日から25日と西部地区の企業などを視察しました。
最先端から求職の状況まで、短期間ですが内容のある視察でした。


★コーニングジャパンとブリジストン


さてどんな組み合わせかわかりますか。
まずコーニングという会社の説明から。
作っているのは、液晶ディスプレー(シャープさんへの供給が主体だそうです)
会社は大須賀町にあります。


ブリジストンは、「もちろんタイヤさ!」といいたいところですが、磐田の工場では
違います。
プラズマディスプレー。


今までブラウン管であったテレビやパソコンの画面が平板になってきました。
平たい大きなテレビは(高くて我が家にはありませんが)今ブームです。これがプラ
ズマディスプレーですが、ガラスにフィルムを張ります。


パソコンから携帯電話までさまざまな表示装置は液晶ディスプレーです。
薄い薄いガラスのフィルムです。
「今のブラウン管が液晶になればこんな工場が国内に10は必要でしょう!」とは
コーニングさんのお話です。


「人件費が安い韓国や台湾の工場とは価格面で厳しい戦いです。しかしシャープさん
も国内製造を基本に考えていますので私たちもコストダウンには努力しています」


両者とも、「海外展開をしないために、技術の一番大切なところは海外に出さな
い!」ということです。
今までの中国などの追い上げにこうしていくには「高付加価値製品を国内で作る!」
ことが戦略だと感じました。


★テクノポリスで


地域整備振興公団が作った貸し工場でベンチャーとして産声を上げてがんばっている
3社を訪問しました。
超音波関連機器の富士工業。
光ディスクの検査やスパコンの製作などのメトリックス。
平板スピーカーのプロトロ。


聞きなれない会社なのはそれぞれ会社の創業2〜3年です。
どこも一番苦労しているのは資金繰りです。
信用がないので、いくらいい商談があっても、資金繰りの関係で手が出せないことも
あります。


「中国、韓国、台湾、シンガポールは創造的で努力するアグレッシブだ。日本にはそ
れが今ない。」
「ものづくりは、これらアジアの国々に任そう!その代わり技術は日本の中において
おく!」


ここでも同じような意見を聞くことができました。


★浜松公共職業安定所


川沿いの狭い道を入っていくと浜松公共職業安定所がある。
数十台並んだパソコンを使った紹介コーナーには空きがない。
大勢の人が真剣に見入っている。
「このシステムができて紹介率が上がりました」というように気軽に探すことができ
る。


しかし求人は相変わらず厳しい。
大手が手控えているので学卒も採用がほとんどないという。
松菱の倒産でさらに拍車がかかっている。


今のポイントは
カウンセリング事業。再就職に当たって相談に乗りながら復帰を促すのだが、希望者
でいっぱいだそうだ。
求人と求職のマッチング事業。情報提供で、ミスマッチをなくして雇用に結び付けて
いくことが今の重点事業とのこと。
障害者雇用も厳しいが、支援センターはできたのでネットワーク化して雇用に結び付
けていきたい。


「今の高校生や大学生は就職してもすぐやめてしまう。私たちとしては、今の高校生
などの親にぜひ現状を話しておきたい」とは所長の話です。
確かにフリーターなどといっていますが、ずっとフリーターでは困ります。
親の責任で「職業観」を身につけさせることを考えなくてはいけないでしょう。


わたしも高P連の会長ですので、その件については検討を約束しました。


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ここのところ暑さと会議会合続きで時間が作れませんでした。
かわら版は7月号を発行しましたが、メルマガは久々の発行です。


先週も、榛南クラブや相良町相良地区老人会などで最近の県政について報告をしまし
た。
機会があればどこにでも出て行くつもりですので宜しくお願いいたします。


8月1日には千葉のエコセメントの工場を県の担当や同僚県議などと視察してきまし
た。
県内各自治体が埋め立てなどで苦労している焼却灰の処理について、静岡県でも本格
的に乗り出します。
ガス化溶融炉などという複雑で危険な処理ではなくて、普通の焼却炉で出た灰をセメ
ントにしようと言うものです。
千葉県では、25パーセントの灰がこのような処理にしています。


今日は、PTA研修会から、御前崎のだっくら祭り、みなと祭りと夜までハードスケ
ジュールです。



              [e-mail] nishiha@po.across.or.jp
              [URL]   http://www.nishihara-shigeki.net
                    (7月23日スタート)
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             牧之原市堀野新田20-1
               (TEL)0548-58-0772
             (FAX)0548-58-1655
             静岡県議会 副議長室 054-221-2007
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