マニフェスト 西原しげき紹介 8つの約束 一言コラム かわら版 レポート メールマガジン
第15号   ★☆  御前崎シーサイドドリーム盛り上がりは最高!! ☆★ 平成14年 9月30日(月)

西原茂樹のメールマガジン ===================================================
    ★☆  御前崎シーサイドドリーム盛り上がりは最高!! ☆★
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                      平成14年 9月30日(月)
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9月29日 日曜日。
御前崎シーサイドドリームが盛り上がりました。
朝のオープニングイベントから夕方のダンス交流会まで、ずっといたわけではありま
せんが、楽しませてもらいました。
合併が進んでいますが、大きくなるからこそ地域の交流イベントは積極的に大きくし
ていきたいです。
「県議のところにはいろいろと相談が来るんだろうね!」よく聞かれます。
メルマガには掲載できませんが、確かにたくさんあります。
このところ、道路の補修や歩道の設置、急傾斜地対策や港湾の改修といった陳情や要
望を受けています。
ネタにすると、「地域の予算獲得合戦になりかねないので」掲載してありません。
本当は、そこまでちゃんと話をすべきなのでしょうが、なんせ「一人新聞社」ですの
で、説明責任の能力に欠けています。
これからは、ある時期にきちんと「どこからどんな要望が出ている」と言うことも公
開されるべきでしょう。これは行政の責務として。
そうすれば「ここよりもあそこが優先」が判断されるでしょう。でもそれってやっぱ
り難しいでしょうね。
勿論個人的なことも相談されます。
法律相談や行政書士やコンサルタンツまがいの相談も。
お金はもらえませんし、専門家のいる分野に出て行くことはやるべきではないのでし
ょうが、「入り口にたどり着くのに大変」な方の相談は必要です。
行政需要ってこんなところにいっぱいありそうです。
ここ10日ほどの話題から幾つか拾ってみました。
皆様からの話題提供も宜しく!
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□ 河合純一さんの舞阪中学へ
20日に舞阪中学へ。
河合純一さんの映画が撮影されたと聞いてぜひ一度訪れてみたいと思っていたが実現
した。
http://www.kyodo.co.jp/kikaku/sydney/paralympic/hero/hero11.html
全国でたった一人「全盲の先生」だ。
藤田校長先生にお話を伺ってから2時間目の授業へ。
社会の農水産物の各県の比較の授業で、補助の先生が黒板に書いて、河合先生が説明
する。
手を上げた生徒に、耳をかたむけて生徒の名前を呼ぶ。
まるで見えているようだ。
河合先生に聞いた。
「出身中学の教壇で慣れているが、転勤は?」に
「今までも、筑波付属や早稲田大学とどこでもやってこれた。どこでも大丈夫だと思
います」
「私に言いたいことは?」に
「私たち障害を持っている人の声をどんどん聞いてください!」
授業は二人でやるので、打ち合わせには倍の時間をかける。大変だ。
河合先生は水泳の指導もやっている。
音で判断する。「パッシャ!」とか「シュッ!」その間の時間でスピード。バタ足の
音で。先生自身が主役を演じた映画「夢 追いかけて」。
来春には全国放映されるという。
試写会は「まず舞阪で!私も校長役で出ました」と藤田校長も期待が大きそう。楽し
みだ。
http://www.yomiuri.co.jp/education21/news/2002070201.htm

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□ タバコをやめてみませんか!
私はタバコをやめて25年になる。
やっていたのは大学4年間と、結婚するまでの2年間です。
やめたきっかけは結婚して車を買うとき。
「ローンで厳しいから毎月3000円浮かして。タバコやめようよ!」という妻の言
葉でした。
もともと「寝起きのタバコは嫌い」でしたから、パタッとやめました。
逆にそれからは「人のタバコ」にいらいらしてきました。
こっちがいっぱいやっているときはまったく気なりませんが、食事中とか、会議中で
お隣の方の「置きタバコ」は気になります。
平成7年厚生委員長になったとき委員会を禁煙にしました。
委員長特権ですが、「吸いたい人は外でどうぞ!」
それ以来世の中が「禁煙」になってくることに拍手喝さいですが、最近これでは遅い
と思うようになってきました。
子供たちの喫煙や若い女性の喫煙がとても増えてきたからです。
「若年の喫煙は肺がんが増加」それ以外に妊娠や成人病などいいところがないタバコ。
もう余命いくばくもない方に「やめろ!」なんていいません。
私自身は周りで吸っていても多少がまんもしましょう。
しかし「子供の健康」は守らなければいけない。義務を感じます。
まあ、一気に禁煙といってもなかなか難しいところもありますので、和歌山県のやり
方でできないか検討を始めました。
大学の先生や県の健康福祉部、呼吸器の先生、学校の先生などと連携して運動を立ち
上げていきたいと考えています。
皆さんのご意見をお聞かせください。
「タバコ一箱1000円にしたら!」なんて過激発言もありますが、まず学校と病院
あたりは禁煙にしてもいいのではないでしょうか。
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□ 文部科学省辰野課長全国高等学校PTA講話(伊東で開催された全国会長会議にて)
辰野課長がいいお話をしてくれました。
静岡では、4月に寺脇審議官が来てくれて、学校完全週5日制について意見交換をし
ました。
全国的には、まだまだ批判が続くこの制度ですが、そろそろ批判をやめて、始まった
ものをうまく運用していくことにチェンジしたいところです。
そういった意味では参考になる意見です。
最後に「どんどんPTAが学校に入ってきてください」
そのとおりです。
内容詳細は、ホームページの刺激的レポートを見てください。
http://www.nishihara-shigeki.net/4_report.html
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□ 北朝鮮拉致問題と戦後問題(硬い話題ですが)
小泉首相の判断と行動を支持します。
握り飯を持って敵陣に乗り込んでいった潔しは最近の政治家になかった態度だ。
マスコミがいっせいに批判をしていますが、誰が今までここまでできただろうか。
確かに「北朝鮮の経済的危機」というチャンスが味方しましたが、それも実力のうちだ。
小泉でなければできなかった。
拉致なんぞない!と嘯いていた某大手新聞社や放送などマスコミ各社。
少しは自分自身も反省しながら論調すべきだ。
朝鮮と交渉する「かぎ」を持った状態だ。
今から「いかに拉致された人が生きて死んだのか」解明されなければいけない。
しかし、歯車は「前へ」進ませるべきだ。
それにしても外交がお粗末だが、それは外交官任せにしてきた政治の問題だ。
外交は最も重要な政治課題。政治家がいないことがこの国の不幸だ。
ひとことコラムにも書いたが、小泉さんが北朝鮮に行った17日は市谷記念館にいた。
戦前は大本営として、戦後は陸上自衛隊の本部があった。
その間、戦後の約10年間アメリカに接収されていた。
そこで、極東軍事裁判が行われた。いわゆる東京裁判だ。
戦争は、どちらも悪い。
勝者と敗者はあるが、善者と悪者は難しい。
アメリカはテロの条件を「一般市民を対象に、計画的に、政治的に暴力を振るうこ
と」と規定している。
9月11日は紛れもないテロだ。
悪いのは、ビンラディンとその支援国。
ちがいない。
しかし、昭和20年3月20日の東京大空襲、広島長崎の原爆、ベトナム戦争はなん
だろう。
アメリカの定義では、これらは「テロ」になる。
日本は、戦争に負けて東京裁判で一方的に裁かれた。
でもアメリカのテロはどうか。そのままだ。
今も続いている。
「破壊が消費と経済発展を図る最大にして唯一の作戦」
これがアメリカの第1次大戦後の20世紀のような気がするのは私一人ではないはずだ。
日本が戦争に走らなければならなかった時代背景を知ること。
そして、戦争がどのように行われて、誰が裁かれたか。
東京裁判をもう一度検証することなく「日本の戦後は終わらない」
日本が再び「自国の誇り」を取り戻すことは難しい。
常にそう考えている。
誰か、それを高らかに「発信してくれる」そんな勇気がないだろうか。
実はこんな、グループもできつつあるが。
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□環境福祉技術展が開催されました。
9月27日から28日までの3日間ツインメッセで開催された。
初日のオープニングで知事と出席、挨拶と点灯式を行いました。
今年は、環境に変化がある。
コジェネや燃料電池といったガスを使った熱と電気を両方提供できる環境関連機器の
展示が大幅に増加している。
地球温暖化で、電気屋さんとガス屋さんが台所競争をしている。
実は我が家でも1年ほど前にあった。
「お父さん、ガス壊れたんで、電気にしたい!」娘やおばあちゃんまで、電気の方が
安全で室内の空気がきれいなどといっている。
「僕は、中華で火力がほしいから、ガスがいいな!」と主張。
カタログを集めてくると「IHヒーターでガス並みの火力!」とある。
結局喧々諤々の末、地元のガス屋さんが地区長さんと言うこともあって私の意見で
「ガスに決定!」
でもやっぱし、ガスのほうがいいと最近実感している。
「火」の力。これがなくなるって怖い。
目に見えないもので焼くなんて!(でも電子レンジはそうか)
電気の「電磁波」も体に心配だ。こんなこと書くと、電力会社からクレームがきそう
だが。
さて実はこれは大きなエネルギー戦争の前触れだと感じている方は少ないかもしれない。
台所はお湯と調理の火を使う。ガスの働き場所だが、これが電気に変わるとガス屋の
出る幕はほとんどない。
しかし近い将来「燃料電池」が普及することは間違いない。
燃料電池は、都市ガス(LPガスでも可能)から水素を取り出して、空気中にいくら
でもある酸素と燃焼させて、電気と熱を取り出す。
優れものは「二酸化炭素が出ない」こと。廃棄物は「水」である。
電気は、電灯やモーターなどにつかう。お湯は、熱から。
数年後に1キロワット50万円にすると意気込むメーカー各社。(この程度で一家庭
が可能とか)
ガスから電気ができると、大型の発電所がいらなくなるの?
送電線が不要?
まだまだ不明な点がたくさんありますが、燃料電池車は発売されました。
家庭も確かに数年後でしょう。
ちなみに電力各社も「ガス供給」に力を入れています。
ガス屋が電気を売って、電気屋がガスを売る。
大変な時代になりました。
そんなことも勉強できた環境展でしたが、福祉分野は少し寂しい感じでした。
来年度以降の反省点はいくつかあるでしょう。

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県知事の講演会が26日に相良町民センターで開催されました。
「富国有徳しずおかの挑戦」
いきなり静岡空港から入りましたが、いつもと視点が違います。
漫画家が出てきたり、中国との分業が出てきたり、先の先を見据えた話に興味津々と
言ったところ。
ただし、将来的過ぎたりしたので、「難しくて眠かった!」と言う御仁も。
最後まで、地元の話題が出てこなかったので、閉めの挨拶で商工会長が、質問。
「空港開港の時期は。原発への対応は。地震対策は。」
具体的な質問に、会場は一斉に聞き耳を立てる。
「空港の開港時期は、平成18年の春としている。ただし、反対地権者などとの調整
で、多少遅れて秋ごろになるかもしれない」
昨年の一時凍結で工事が遅れたときに、突貫工事で「9ヶ月を3ヶ月で仕上げた」自
信から、話に余裕も見受けられたが、公約の実現には壁は高い。
強制収用の話は出なかったが、裁判の結果が県有利と出たので、そのあたりからス
ピードアップの声も聞こえてきそうです。
原発は、「中電と国に更に対応を求める。生半可では運転させない」くらいの意気込
みでした。
県議会でも、代表者会議で「国の保安院に説明を求める」ということで、全議員で話
を聞くことで正副議長に一任されました。
忙しい中出席くださいました皆様ありがとうございました。
またスタッフの皆様には完璧な準備と進行ありがとうございました。
さて今週は一週間議会本会議です。
木曜日までは、午後私が議長席につきます。
来春の、統一選挙に向けてだんだんと話が出てきました。
榛原郡は、定数3は変わりません。
いろいろな会合がありましたら、声をおかけください。(挨拶をさせてください!も
ありますが、こんな機会ですので、皆さんの声も聞かせてください)
また静岡へおいでの際は副議長室へお立ち寄りください。


 

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             静岡県議会 副議長室 054-221-2007