第31号
【統一地方選挙が終わった!】平成15年4月30日刊 |
西原茂樹のメールマガジン=================================================
★☆ 統一地方選挙が終わった! ☆★
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平成15年4月30日(水)
目 次
□選挙の結果「合併」は!
□産婦人科がなくなる?
□竹の子の話
今日は雨が降りそうです。
先ほど出かけた息子(小6)が、あわてて戻ってきて
「すごい雨だって!予報が80パーセントだ!!傘!傘!」
走って学校へ行きました。
7時半からの近くの相良青果市場で「当選御礼挨拶」をしてきました。
活気があります。
その活気をもらって、これから静岡です。
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昨日は好天でした。
吉田公園ではオアシス祭りが開催されました。
しずおか緑花祭の思い出が残る公園です。
ときめきの小路には、クレマチスが、ほんの一角ですが咲いていました。
NPOしずかちゃんの皆さんが「行列のできるラーメン」を新発売。
わたしが「第1号」で食べました。
意外とおいしい味に「公園に来た人に食べてもらうじゃなくて、ラーメンを食べに来
た人に公園を見てもらう」なんて感想を言って激励しました。
公園の管理の「県民参画」でNPO出始めて3年目に入ります。
もっともっと熟度の高い楽しくて安らぎの持てる公園になってほしいです。
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今日はこれから、県です。
昨日で「副議長」が終わりました。
3期目の「議員」が昨日終わったので自動失職です。
今日から4期目です。
激しい選挙で皆さんに与えていただいた「議席」が今日から始まります。
御前崎港のことでいくつか懸案を打ち合わせです。
「公約」実現に全力投球です。
デイリー「ひとくちコラム
http://www.nishihara-shigeki.net/1_colum.html
ひとくちコラムは毎日更新しています。
是非ご覧になってご意見をお寄せください。
静岡県公立高等学校PTA連絡協議会
http://www.hs-pta-shizuoka.net/report.html
かわら版特別号
http://www.nishihara-shigeki.net/3_assembly_030327.html
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□ 選挙の結果「合併」は! 目次に戻る
町長選挙が終わりました。
町議会も新人議員が増えました。
今回の相良町長選挙の争点は「合併」でした。
今回の選挙で杉山さんが当選しましたが、その意味は重大です。
★ 御前崎市に相良が合流する!
それが杉山新町長の主張です。
杉山さんは明確に「公約」として掲げました。
そして当選しました。
したがって、かなり厳しいハードルが待っていると思いますが、一つ一つ課題を整理
して「町民の期待」に答える努力をしてもらいたいと思います。
わたしも、選挙で「町長選挙で結論がでたらそれに従う」ことを約束していましたの
でできうる限りの応援をします。
そこで、わたしなりに思いつく課題を上げて見ます。
★ 住民の気持ち!
これが重要です。
御前崎も浜岡も相良も含めて「3町合併はごく自然」と考えています。
これは「肌感覚」で問題ありません。
理由は、今まで何度も検討されてきた時代的背景があるということ。
ごみ処理や消防・救急車それに火葬場やし尿処理などをいっしょにやってきた経緯が
あります。
さらに、中学は御前崎中学で相良と御前崎はいっしょにやっています。
菅山の一部では下水道を浜岡といっしょにやってるところがあります。
★ なぜできなかったのか。
今までの合併の方向は、「榛南4町が一緒になる」というのが普通の流れでした。
「浜岡町は豊かだからしばらくは単独で進むだろう!」
「小笠郡で一緒になるんでは!」が昨年の初めまでの動きだったと思います。
しかし急遽、御前崎市の誕生になりました。
そのあたりの流れについては、7月から9月のメルマガをご覧になってください。
http://www.nishihara-shigeki.net/2_mag_vol3.html
http://www.nishihara-shigeki.net/2_mag_vol11.html
http://www.nishihara-shigeki.net/2_mag_vol13.html
したがって「できなかった理由」は、町長さんや議会の皆さんの意向が強く出ていた
からです。
理由として「原発」や「将来の財政に対する不安」などがありました。
さらに、榛原郡の結束や島田などとの連携に期待する考えもありました。
★ 広域連携の考えは?
島田市の桜井市長さんに話を聞きました。
「絶対、榛南とはない!」が結論です。
市民の考えがどうなのかははっきりしませんが、少なくても首長の意見はそうです。
「榛原郡はひとつ!」
理想はわかりますが、「島田」という核がなければ非現実的です。
山間地域は、川下全体(掛川や袋井から焼津藤枝まで含めて)にとって非常に大切で
す。
しかし、この地域を支えるのは「県政も含めて」全川下地域がかかわることが必要で
す。
広域連携は、この地域で実現すべきです。
★ 合併はできるところで!
これが今までの私の考え方です。
変わっていません。
したがって、「榛南3町」でも「相良が御前崎市に入る」でも可能性としては二つだと
考えていました。
そのあとに広域連携でいくということです。
これについてもメルマガで書きました。
http://www.nishihara-shigeki.net/2_mag_vol24.html
★ 今後の課題は何か?
@ いつ編入するのか。(名称と庁舎を変えないということですので編入合併だと思
いますが)
合併特例債や市町村交付税の優遇措置を考えれば17年3月までです。
もちろん理由がつけばそれ以降という考えもあるでしょう。
A 名称「御前崎市」、庁舎は「浜岡町役場」は変更しない。
編入ですから、この変更はないでしょう。
B 議員の任期。
御前崎市では、議員特例を採用していません。(2年間まで延長可能)16年4月に
選挙が行われます。
相良町が翌年編入して、また選挙では「議会」が納得しません。場合によって
は、特例の検討が必要かもしれません。
C 首長の考え
3町の町長さんが「やろう!」という気持ちで一致できるか。
信頼関係ができるかも重要です。
D 周辺町村と県
これらの調整も欠かせません。
まだまだたくさんあるでしょう。
すでに2町では法定協議会でたくさんのことが決められています。
それらを参考にして「相良が入った場合」を検討していけばいいでしょう。
★ 相良を主張するには!
実は、合併して相良がなくなることに不満を持つ方がたくさんいると思います。
したがって、逆に「相良」を主張することを考える必要があります。
「地頭方」や「萩間」についても同じです。
合併は、行政の効率です。
しかし、生きた住民の気持ちは「密着した学区」にあります。
そこに力を入れることについては総務省も「案」を用意しだしました。
たくさんとりとめなく書きました。
今朝、1時間ほどでまとめたものです。
読んでいて、一貫していない部分があるかもしれません。
ご意見をお寄せください。
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□ 産婦人科がなくなる? 目次に戻る
★榛南4町で産婦人科が1病院のみに!
浜岡病院が4月から、榛原病院が6月から、産婦人科がなくなってしまいます。
地元のご婦人から「県議、赤ちゃんを産むところがなくなってしまう!」と相談を受け
て調べてみました。
現状を、院長さんや県で調べてみて驚きです。
榛原病院では年間300人ほどの方が出産しています。
榛南4町では、今まで吉田の小柳さんや小田原さん榛南クリニックなどがありました。
しかし、現在では、相良の赤堀さんしか産科をやっていません。
赤堀さんも、手術などが必要な場合には榛原病院と連携をとっています。
したがって、6月以降に出産の方は、赤堀さんか島田・藤枝などの産科にかかるしか
ない状況になってきています。
これは大変なことです。
「西原さん、これじゃあ若い人がますますこの辺に住んでくれなくなってしまうよ!」
と言われました。
そのとおりです。
★ 他の診療科目も心配
地方の自治体病院の3割で「医師の引き剥がし」が進んでいます。
産婦人科や小児科などで多いそうですが、研修医制度が法的に厳しくなる中で、大学
病院で派遣していた医師が戻ってしまう傾向にあります。
難しい説明は避けますが、このまま行けば地方の総合病院は「総合」と呼べない状況
になりかねません。
「何とか医師を確保するようがんばっています」との病院側の返事ですが、日本の構
造的な問題で難しそうです。
ではどうするか。
手をこまねいていたんでは解決になりません。
「管理者である町長が努力すべし!」とある医師が言っていました。
「西原さん!全国に公募すればいいじゃないですか?」
「報酬や処遇であえば医師は来てくれますよ!」とアドバイスしてくれる医師もいまし
たが。
関係者の皆さんの努力をお願いいたします。
わたしも努力してみますが、良いお知恵のある方がいましたら教えてください。
★ もっと少子化対策を!
子供を大切にとか、少子化対策を言っている割にこの現状に愕然としています。
産科だけでなくて、小児科も危機です。
産科は、24時間待機で病院では2人いないと産科としてやっていけません。
最近は出産時の「訴訟」も増えているということでリスクも多いようです。
小児科も少なくなっています。
手間がかかる割には「報酬」などに難があるようです。
一方、老人病院は建設ラッシュです。
特養、老健、療養型病床群、ケアハウス、・・・。
寝たきりで、薬漬けで、万が一なくなっても「しょうがない」
料金を見直してもいいから「少子化対策」医療の充実が必要ではないでしょうか。
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□ 竹の子の話 目次に戻る
裏山の竹林の竹の子がすくすくと育っています。
自分の選挙と、町長さんや議員さんの選挙で忙しくて山に入れませんでした。
昨日は、のこぎりとくわを持って3時間ほど山仕事をしました。
「西原が山仕事?」
不思議に思う方もいるでしょう。
でも、毎年数回裏山に入ります。
伸びて木に巻きついた蔦を切ったり、竹の子をとったり、子供たちをつれて枝を払っ
たりしています。
とても「間伐」とか「下草狩り」なんてものではありませんが、里山に入って「山を
見ています」
昔は、松林で落ちる松葉は貴重な燃料でした。
それが松は松くい虫にやられて荒れてどんどん竹が侵食しています。
松くい虫が早いか、竹の侵食が早いか定かではありませんが、毎年「竹の子との戦
い」です。
油断するとあっという間に伸びて、周りの雑木を枯らしてしまいます。
おいしい竹の子なんてもんじゃありません。伸びて背の丈を越した竹の子をのこぎり
で切ったり、手で倒します。
汗びっしょりになって、数本の「食する竹の子」を持って家に戻ります。
どなたか竹の子を取りたい!なんてお方がいましたらおいでください。
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インターネットと政治について勉強会を持ちたいと思います。
今回の選挙で、どの程度ホームページが役立ったのかなどを含めて、今後の課題を探
ってみようと思います。
日程内容については、改めてお知らせいたします。
なお、それ以外の政策課題についても順を追って始めて利期待と考えています。
ご意見をお寄せください。
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[URL] http://www.nishihara-shigeki.net
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