マニフェスト 西原しげき紹介 8つの約束 一言コラム かわら版 レポート メールマガジン

第37号  
【26日(土)午後2時SBSにテレビ出演!バトル!静岡の学力は大丈夫か!】  
平成15年7月25日刊
西原茂樹のメールマガジン================================================= 
  
  ★☆ 26日(土)午後2時SBSにテレビ出演!バトル!静岡の学力は大丈夫か!  ☆★
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                        平成15年7月25日(金)
  
 目 次
 
 □ 静岡の学力は大丈夫か!
 □ 厚生委員会の視察
 □ 御前崎港の話題
 □ 開発研究を!
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 梅雨がもう明けても良いのですが、こんなに天気が悪いと夏の観光が心配です。
 早く梅雨が明けないかなあ!
 今日はお知らせです。
 宣伝でもやっているそうですが、テレビに出ます。
 ちょっと長めの番組です。是非見てください。
 日曜には新聞紙上でも。(ちょっとはしゃぎすぎ?)
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 メルマガの読者から本の宣伝です。
 
 『いま私たち冊子を出す準備をしています。
 昨年、私があざれあ交流会議代表を受けることになって、一番最初に考えた日詰一幸
 先生(静岡県でNPOを一番語れる学者です)の連続講座を、今年は冊子にすることにしま
 した。
 
 5月から5回の講座のテープおこしに、少し手を加えていただき、大変読みやすくな
 りました。
 第1章 今なぜ市民活動が必要とされているのか
 第2章 自分たちで環境といのちを守ったまち
 第3章 本当の豊かさを求めた市民
 第4章 市民がつくる組織とその活動
 第5章 市民活動の新たな挑戦
 
 以上の内容で、大変分かりやすく市民活動を解説してあります。
 静岡県男女共同参画センター交流会議が、初めて発行する有料(500円)のハンドブック
 です。
 必ずヒットすると思っています。』
 
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 ★6月議会一般質問
 6月30日の質問と答弁の内容を速報版で掲載します。
 アドリブなどを行っていますが、それは掲載してありません。
 知事や当局については独自入手したもので責任はわたしに帰します。
 http://www.nishihara-shigeki.net/shitsumon.html
 ★それからこれはちょっと先ですが、女性の方々がちょっと素敵な企画をしました。
 もしご興味があるようでしたらぜひご参加ください。
 行き返り私も同行ですので、バスの中で「県政報告」をやる予定でいます。
 http://www.nishihara-shigeki.net/nishihara/travel.html
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 デイリー「ひとくちコラム」
 http://www.nishihara-shigeki.net/1_colum.html
 ひとくちコラムは毎日更新しています。
 是非ご覧になってご意見をお寄せください。
 静岡県公立高等学校PTA連絡協議会
 http://www.hs-pta-shizuoka.net/report.html
 
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 □ 静岡の学力は大丈夫か!
 
 センセーショナルなタイトルですが、これで討論会を行いました。
 収録は、20日の日曜日です。
 放映は、26日土曜日午後2時から3時半までの1時間30分です。
 SBSです。
 
 出演者は、田嶋陽子さん(ご存知もと法政大学教授で前参議院銀です)
 和田秀樹さん(東京大学卒で精神科医。それよりも受験雑誌やらたくさんのハウツー
 作家で有名)
 馬居正之さん(静岡大学教育学部教授。静岡県の教育に精通)
 丹羽健夫さん(河合塾顧問)
 その他、静岡高校遠藤校長、教育委員会、私学関係者などです。
 
 収録は2時から始まって4時半過ぎまでかかりました。
 スタジオに入ってくるシーンからリハーサルをやりました。
 緊張ほぐしでしょうが、なれないことにやや緊張気味です。
 
 ★ 静岡の学力
 
 県では今、有馬さんに座長をしていただいて「静岡の学力」について議論をしていま
 す。
 討論は、静岡の学力が落ちているかどうかの議論から始まりました。
 
 まあ、学力議論などは得意でないので「当てないで!」なんて心の中で思っていました。
 意が通じたのか、司会者の野地さんからは「声がかかりません」
 それはそれでちょっと寂しい気もしますが、和田さんと馬居さんと田嶋さんがマイク
 の奪い合いです。
 
 ★ 総合学習
 
 総合学習に入ったころでようやく意見が言える場面がきました。
 「細切れの総合学習では!」なんてところから、職業観を早いうちにつける!なんて話
 にも。
 
 学力についても「基礎基本は大切!」
 「どんな習い事でも最初は型から入る!」
 「応用力は基礎基本の元に出てくる!」だんだん口のすべりがよくなります。
 
 相手の話にあわせて話しているんで、「これを言おう」と思っていても次のシーンでは
 違う話をしなければつながらない。
 テレビ討論の難しさを感じました。
 
 ★ 最後
 
 とにかく学力は先生と生徒にがんばってもらうしかない。
 わたしたちは、親として地域としてできる限り応援する。
 
 何を言ったか覚えていない部分がたくさんなります。
 それだけ緊張していたんだと思います。
 私自身も、当日のテレビを楽しみにしていますが・・・。   でも心配です。
 
 また皆さん見た感想をお寄せください。
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 □ 厚生委員会の視察
 
 県議会では7つの常任委員会に分かれています。
 わたしは「厚生委員会」に所属しています。
 厚生委員会は健康福祉部とがんセンターが担当です。
 
 委員会では一年の間に「県内一泊視察」が一回と「県外二泊視察」が一回あります。
 先日17日18日と県内視察で東部地区を視察しました。
 
 ★ がんセンター
 
 山口総長がパワーポイントで丁寧に説明してくれました。
 「ガンは10年で倍増する!ガンの時代の訪れ!」いきなりセンセーショナルだ。
 
 医療は究極のサービスとして「患者家族の満足度」を最優先する。
 「迷ったら、患者の立場で考えるようにしています」と総長。
 その言葉に自信がのぞく。
 
 病院は世界一を目指す!
 1に優れた技術、2に一生懸命見る心、3,4がなくて、5に業績だと言う。これが医師の
 評価と採用方針だ。
 
 よろず相談が特色だ。
 苦情といっしょに患者のすべての相談にのる。
 月500件で年間6000件はすごい数字だ。
 東京都では都で1万件と言うから、このがんセンターだけでこの数字は確かに価値があ
 り評価できる。
 
 患者は圧倒的に東部が多い。
 東部80パーセント、中部8パーセント、西部が3パーセント。県外が10パーセントある。
 まあ予想していたこととはいえ「がんセンターは東部のもの?」ではない。
 みんなで使おう!でもなるべくなら診てもらいたくない。
 
 乳がんの撮影技術の向上や触診の技術を向上させる。そのための人形を10数機購入し
 た。
 「百触は一触にしかず」総長の言葉に理解。
 
 ファルマバレーが始まった。
 とり合えず治験から。
 「もっと大きな構想かと思っていた!」議会との見解の隔たりが露呈した。
 
 ファルマバレー構想。http://www.scchr.jp/pvc/
 なかなか聞きなれない言葉だが、医薬健康を中心にした産業振興策です。
 但し当面は「治験」のネットワーク作りです。
 
 ★ グループホーム「きらら」
 
 県民共済が3年前に作った県内で3番目のグループホームです。
 ここでは9人のグループホームと25人のデイサービス、そしてヘルパー派遣業務をやっ
 ています。
 
 グループホームは施設と言っても「家」です。
 食堂や今が会って、各自の個室は部屋です。
 県内には、64のグループホームができた。
 
 人件費は昼3人分、夜1人分が出る。
 ここでは、8人のスタッフで一日24時間で回している。
 「規制が緩やかなんで施設にもピンきりがあります!」と担当者。ここはもちろんピン
 だろう。
 
 利用者の負担は、介護保険で2万7000円くらい。部屋代や食事その他で11万円くらい。
 あわせて13万から14万と言ったところ。これで介護を受けながら生活できる。
 建物を補助なしで作ったのでその分が高めです。特養がやると8万から9万でいいそう
 ですが。
 
 課題は
 1、軽度痴呆が進まないようにグループホームがあるが、生活できなくなってきた場
 合、どうするか。
 終身ケアにどうもっていくか。
 
 2、医者との連携。
 往診してくれる医者を探すのが大変。
 
 「居宅」事業の施設だが、「施設」事業と言われればそうも取れる。
 いい感じで利用者本位の事業ではあるが、その辺の課題解決が鍵だろう。
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 □ 御前崎港の話題
 
 昨日は御前崎伊豆地域会場高速航路促進協議会の総会が開催されました。
 御前崎港と伊豆下田を来年の花博期間中にTSL「希望」で結ぼうという計画と、空港開港
 時に松崎(下田)と高速フェリーを就航させようと言う計画です。
 
 とり合えず来年の試験運行は何とかめどが立ちそうです。
 就航便数は少ないですが、正式な臨時航路として申請する予定です。
 
 ★ 御前崎港の水深14メートル岸壁の整備状況
 
 水深14メートル岸壁が完成しました。
 来年の初めにはガントリークレーンが設置されます。
 2機いっぺんにつくか、一機が多少遅れるか最終段階です。
 
 後ろの作業機械についても、第三セクターの埠頭会社が設置するか、鈴与や上組が持
 ってくるかまだ正式に決まっていません。
 コンテナの荷主は西部地区のスズキさんが主ですが、荷主の意向と荷役業者の最終調
 整が決まっていません。
 
 コンテナターミナル(水深14メートル岸壁)の運営をどのようにしてやっていくのかは
 ここ数年の大きな課題でした。
 いよいよガントリークレーンが設置されると言う段階になっても、まだはっきりして
 いない部分があります。
 
 以前にも何度か触れましたが、海の仕事は規制がたくさんあって複雑です。
 その制度の上に成り立っているので「無視」するわけにはいきません。
 しかし、旧態依然を続けていたら「負けてしまう」かもしれません。(国際競争力?)
 
 そこで港の管理をどのようにするか。
 それが検討されています。
 「港を民間でできないか!」つまり県庁でなくて「第三セクターで全部!」そんなこと
 も検討していいと思います。
 
 もちろん「民間がすべて良い!」なんては思っていませんが、「公開と説明責任」が果た
 せればどこでやっても同じです。
 責任がはっきりする「民間」のほうが良いのかも知れません。知事の意向もあるでし
 ょう。
 
 ★ スズキ会長
 
 24日スズキ会長鈴木修さんに面談しました。
 相良町長と浜松本社工場を訪問しました。相良工場があるので恒例の行事です。
 
 御前崎の港の管理運営について持論を伺いました。
 「浜松から御前崎は近くて安いし便利。車を出しているのも、御前崎の実績を作るた
 め」
 「とにかくこれからもどんどん使う」
 
 しかし課題もある。
 「鉄くずの輸出はやめてほしい!」車に鉄粉が飛んで色がついてしまう。
 スクラップのスペースもこれからの課題だという。
 
 「赤ナンバーが公道を走れないか!」豊橋では認められているという。
 「相良工場との連携でもっと利用が増えるが、交差点や狭隘道路を改修して!」
 改修はするが、一刻も早く150号バイパス須々木工区と473号南伸工区を完成させる。
 御前崎港を使ってもらうためにできる限りの整備はするつもりだ。
 
 県内企業が、御前崎を使って産業振興にコスト競争に勝っていけることが重要だ。
 従来の規制や慣行を打破しながら!
 難しいが会長の話には力がこもる。
 
 1時間、御前崎港と静岡空港の管理運営について「大胆な」意見やら最近の合併や行政
 の課題について楽しく意見交換をさせていただいた。
 近々榛原町の商工会青年部で講演をするという。
 「スズキの車の出がよくないところはトップセールス!」とのことでしたが。
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 □ 開発研究を!
 
 県のチラシに「プロジェクト研究、アイデア募集!」とあった。
 環境や健康などいくつかの項目に渡っていた。
 
 但し書きがある。
 「尚、提案されたアイデア知的財産権は静岡県に属します」
 唖然とした。
 
 一体これで誰が本当に努力するだろうか。
 自分の仕事やお金になるから一生懸命みんな努力する。
 ただでとられてしまうアイデアは価値があるのか。
 
 研究は、「世界のため、人類のため、静岡県のため」漠然としていないか。
 基礎研究は「国」や「大学」など専門機関に任せておけば良い。
 そのために税金を払っているし、国が予算を取っているはずだ。
 
 県は、農業試験場なら「農業」水産試験場なら「漁業」工業試験場なら「工業産業」
 のためにある。
 ただ漫然と「良い研究をして」何か良いものができたら「業界に使ってもらう」時代で
 はない。
 
 研究して開発した。今までの研究開発はやめよう。
 これからは、開発のために研究をしよう。開発研究だ。
 プロジェクト型研究だ。
 
 すべて現場発だ。
 現場と試験研究機関と行政が一体になる。
 商工労働部だとか農業水産部だとか、企画だとか垣根はとっぱる。
 
 「個人に税金は使えない。業界団体とか協同組合とか組織で陳情を!」
 これが役所の常套句だが、そうだろうか。
 ベンチャーを伸ばそう!そう言っているのに、いざ個人が役所に挑むと壁はとんでもな
 く厚い。
 
 個人のがんばりを応援する。
 公開と説明責任をきちんとすれば、大いに個人応援はするべきだ。
 責任を俺が取る!そんなトップがいれば良い!!
 
 たとえをあげると差しさわりがあるが、ちょっとトップダウンで「働きかける」と動
 く。
 トップや議員があくせく「働きかけ」をしなくても、がんがんやる役人組織は期待でき
 ないだろうか。
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 今日は6年生の子供の陸上大会の応援です。
 昨日の予定が雨で一日延期でした。
 榛原のグリンパルです。
 
 今まで我が家で陸上の選手になったのは初めてです。
 どんな種目かというとソフトボール投げで特に足が速いとかということではありませ
 ん。
 しかし、うれしいです。
 
 情報をお寄せください。
 また時間を作って皆さんと情報交換をしたいと思っています。
 ご連絡ください。
             [e-mail] nishiha@po.across.or.jp
             [URL]   http://www.nishihara-shigeki.net
                    
  
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