マニフェスト 西原しげき紹介 8つの約束 一言コラム かわら版 レポート メールマガジン

第42号  【堀内孝雄さんとトーク】  平成15年10月15日刊
西原茂樹のメールマガジン=================================================
  
 
             ★☆ 堀内孝雄さんとトーク  ☆★
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                        平成15年10月15日(水)  
 久しぶりの快晴です。
 雨の中の土曜日日曜日、地元八幡神社の秋祭りでした。
 今年小学校最後の周は、笛や太鼓に、踊りにと「本当に本当に本当に」楽しかった!と
 いうことです。
 
 秋晴れって言うんでしょうが、ニュースは気の重いものばかりです。
 県のプール金の告発。
 当然予想していたことですが、後は司直の判断を。
 このなりいきではまだまだプール金の問題は続きます。
 
 先生の不祥事も続きます。
 やはり教員の資質問題はきちっとした制度的な対応が必要ではないでしょうか。
 内部だけで対応という時代は終わりました。
 県民が見ています。
 
 藤井総裁が「公開で」聴聞会をやってほしいといっています。
 やれば良いと思います。
 「公開」で!
 これですべてが変わります。
 
 公開の議論に耐えてこそ、力となります。
 大衆におもねるのではなくて「公開」にすることによって大衆に訴えることができま
 す。
 もちろんそこには「大儀」がなければなりません。
 
 今日はこれから榛原郡の老人クラブ連合会の総会。
 静岡のコンサルタントさん方の大会。
 教育関係者の懇談会と忙しいです。
  
 目 次
 □ 堀内孝雄さんとトーク
 □ プール金告発
 □ 秋の慰霊祭
 □ 教育についての意見
 □ 年金と三位一体と高速道路をただ!
 
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 デイリー「ひとくちコラム」
 http://www.nishihara-shigeki.net/1_colum.html
 
 ひとくちコラムは毎日更新しています。
 是非ご覧になってご意見をお寄せください。
 
 静岡県公立高等学校PTA連絡協議会
 http://www.hs-pta-shizuoka.net/report.html
 
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  □ 堀内孝雄さんとトークショー
 
 今週の土曜日、相良町町民センターへ堀内孝雄さんがやってきます。
 原田よしつぐさんとトークです。
 
 なんとなく選挙対策?なんて思ってしまいそうですが、そのとおりです。
 でも、やる主体は純粋に「堀内孝雄さんと原田よしつぐさんのトーク」を成功させよ
 う!という気持ちです。
 
 ただトークだけではもったいないということで、地元のバンドが協力してくれます。
 50歳前後のおじさんメンバーですが、気持ちだけは若い気でいるとっても元気なフ
 ァーマーです。
 
 時間と気持ちがある方はおさそいあわせの上お出かけください。
 但し堀内さんの歌が出るかどうかは会場の盛り上がり次第です。
 盛り上げてボランティアで「君のひとみは10000万ボルト!」歌ってもらいましょう。
 
 http://www.nishihara-shigeki.net/horiuchi.html
 
 ボランティアですが、一部会場代などカンパでまかなっています。
 多少余裕のある方は会場のカンパ箱にコインをお願いいたします。
 わたしもメンバーの一人として協力しています。
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 □ プール金告発
 
 県のプール金。ついに告発になりました。
 検察は受理をしたと昨夕のテレビで伝えていました。
 
 議会の厚生委員会でトップバッターでプール金の質問に立ちました。
 理解に苦しむ回答に釈然としない思いがありました。
 わたしもこの告発の行動は理解できます。
 県議会でもできないか考えました。
 
 どこへ行ってもこんな議論です。
 「西原さん!自分口座へお金振り込んだり、自宅へお金持ち込んでどうして犯罪じゃ
 ないんですか」
 「子供が万引きして家に隠し持っていて、後で見つかって戻したらそれって犯罪でし
 ょう!おなじジャン!」
 まったくそのとおりです。説明なんてできません。
 
 平成7年以前に作られた犯罪性のあるお金。
 これは時効ですし、犯罪の立証はできません。
 しかし、その後の「プール金」これを使ったり、家に持ち帰れば犯罪性が非常に高まり
 ます。
 
 県では、職員の皆さんがプール金のことを「事務所運営費」と呼んでいます。
 プール金とは言いませんでした。
 これはおかしい。
 
 「事務所運営費」では、なんとなく合法的に聞こえます。
 反省の色がない。
 そう聞こえました。
 
 たしかにほんの数人の方しか知らない事実だったのかもしれません。
 しかし、現にこんなにたくさんの部署でずっと受け継がれてきました。
 組織的な犯罪を誰が責任を取るのか。
 
 県議会も含めて大いに反省です。
 しかし責任の取り方をめぐってこれからも議論は続くと考えています。
 性質はちがうといってもお隣の韓国では「国民投票」にかけるといます。
 一歩間違えると、今回のプール金の処理は重大です。
 県民が注視しています。
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 □ 秋の慰霊祭
 
 10月5日地元の相良町相良支部秋の戦没者慰霊祭に出席しました。
 高橋支部長が「見えないけれど、食べられないけれど、会えないけれど、供える」御霊
 はきっとそこにいる。
 そんな挨拶についつい「無宗教の国家慰霊施設なんて反対だ。」
 
 中国をはじめとした周辺諸国の圧力で靖国神社に代わる国立・無宗教の追悼施設建設が
 計画されています。
 今回の選挙で特に争点ではありませんが、注意してみてみますと、自民党は建設に反
 対、民主党は賛成と意見が大きく分かれているようです。
 他国の圧力に屈することなく従来の靖国神社を中心に英霊の御霊を守っていくべきだ
 とわたしは考えています。
 ★沖縄
 
 少し長くなりますが。
 私がそんな気持ちを感じ始めたきっかけは厚生委員長として戦後50年の記念で沖縄の
 慰霊碑改修の式典に参加したときでした。
 
 200人を超す遺族の皆さんと一緒でした。
 「これが最後でしょうね!」
 「だから家の井戸水と今年できた新米を持ってきたんです」
 
 腰が曲がった80歳を越すおばあちゃん。
 そんな人がいっぱいでした。
 
 どしゃぶりの雨の中を沖縄の護国神社から糸満市へ向かった。
 バスが5台ほど連なっていた。
 空は真っ黒で、時折強い雨が降っていた。
 
 生暖かい風が磨文仁の丘に吹いていた。
 雨は小降りになった。
 しかし、相変わらず断崖絶壁の海の向こうには、真っ黒な雲が勢いよく流れていた。
 長い坂道、石段を上がる。
 
 背中が曲がったおばあちゃんもいる。
 リュックを背負っている。
 「雨が心配だ」
 せっかくやってきたのに雨ではかわいそうだ。
 でも、なんとかもった。
 
 三島大社の矢田部宮司が神事を。
 その時だった。
 今まで曇っていた、真っ黒だった空に割れ目ができた。
 
 天ノ岩戸が開いたときを見たわけではないが、そんな気持ちになった。
 黒い雲が見事に砕け散っていく。飛び去っていく。
 その後に最初に一条の光が。
 
 それは一気に青空とまばゆいばかりの南国の空に変わっていく。
 今まで何の景色もなかった風景に彩が添えられる。
 ブーゲンビリアの木々の中から一斉にチョウチョウが飛び出してくる。
 
 涙が止め処もなく出てきた。
 きっと天国の夫が、お父さんがやったんだ。
 そこに来ているんだ。
 
 誰もがそう感じて泣いていた。
 「よく来てくれたな!苦労かけたが、お前も、息子もよくがんばってくれたな!50年
 たったからもう良いよ!」
 東シナ海に南洋の海に散った何万柱の魂が集まっているのを感じた。
 
 「絶対戦争はしません」
 搾り出すように叫んだ大東町の遺児の訴えが会場の参列者の涙をさらに誘った。
 
 その後回った沖縄の戦跡での忌まわしい戦争の傷跡はわたしと沖縄をさらに近づけて
 いる。
 地位協定について静岡県議会でも沖縄支持で行動していくはずだ。
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 □ 教育についての意見  (続編 )
 
 先日の教育について免許の更新は反響がありました。
 どんな職業でも、適材適所で「うまくなければ配置換え」だめならクビだってありま
 す。
 
 今日も高校の先生のワイセツがテレビで出ていました。
 懲戒免職。今年この手の事件は県内で6件目だという。
 一部の教師の事件ではあるが、全体の制度へメスを入れることも必要だというシグナ
 ルとも取れる。
 
 先日、こんな意見が届きました。
 紹介します。
 ラジオでこんな取り組みができたら面白いでしょうね。検討したいです。
  
 ・・・(前略)・・・一般に「日本人は英語が下手だ」と言うことが定説になっていま
 すね。
 何故でしょうか?全てが大学入試のせいです。
 
 子供達は英語を覚えたいと言うのではなくて、テストでいい点を取りたいだけです。
 沢山の構文を、それも殆どアメリカ人などには使われそうにもないものを、それこそ
 ただ暗記させられて、テストで合っているかどうかに気を使っているのです。
 
 戦後50年以上たっているのにこのざまです。
 一向に直そうとしません。
 それはすべて入試のせいです。
 
 TOEICテストのランクはアジア諸国の中では最下位です。
 情けない限りです。
 そろそろ私の結論に入ります。
 
 静岡県だけでも英語だけしか放送しないTV番組とかラジオ番組が流せませんか?
 英語放送特区です。
 学生に競争力を持たせるために、県下の高校が対抗して競いあう番組作り、常に
 TOEICのランキング公表する。
 
 私が言いたいのは競争しようというい意識を持たせることです。
 ラジオを聞いていると次のテストのヒントが出るようにすれば生徒達は興味をもつと
 思います。
 以上が私のアイデアです。・・・・・・・・
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 □ 年金と三位一体と高速道路をただ!
 
 なんか取り留めのない題です。
 反論覚悟です。
 
 ★持続可能な年金制度は?
 
 最近お年寄りの会で話す機会がたくさんあります。
 この皆さんの関心事は「年金」と「健康」です。
 
 年金は、現役世代ではもう支えきれない。
 今までの年金は次世代が支えるだった。
 しかし、次世代は給与は下がり、リストラにあえぐ。
 
 年金は下がるが、なるべくもらえるお金が減らないように「税金」投入はさらに増え
 る。
 今1/3税金投入だが平成16年には1/2となる。
 負担と給付は整理しなければならない。がけっぷちだ。
 
 年金で2兆7000億円も必要だという。
 見切り発車でやろうとしているが、財源はどこから作るのか。
 消費税は「上げない!」と小泉さんは言っている。
 
 持続可能な年金制度ができるのかどうか。
 これが一番大きな心配だ。
 消費税を上げなくて財源を確保するには「どこを削る」しかない。
 
 これを無駄を省くという。
 しかし、全体では(55パーセントでは)ムダでも、45パーセントでは必要なものもある。
 意外と多い。
  
 ★ 三位一体と年金
 
 そこで「地方でできることは地方で」
 「民間でできることは民間で」という小泉キャッチフレーズが出てくる。
 安上がりになる方向でということで「無駄を省く」作戦だ。
 
 ・補助金の中身を精査して、・地方交付税うを見直して、・基幹税を移管する。
 この三位一体がドラスティックに進むと無駄が減ることは確実だ。
 補助金の4兆円の削減が今年度から始まった。
 
 無駄がなくなるというか、はっきり言って「弱いやつは切り捨てられる!」だから大
 変だ。
 その覚悟が「民間」と「地方」にあるかだ。できてくるかだ。
 「生首を切る」これもやらざるを得ない。
 
 そこで初めて「消費税を上げなくても」スタートのスキームが描ける。
 但しそれも当面だろう。
 しかし、その覚悟さえ示せないと「持続可能な」年金制度はできないかもしれない。
 
 ★東名をただに
 
 「東名をただに」(民主党のマニフェスト)
 東名をいつも使っている私などには魅力的だ。
 しかし、いつも老人クラブの皆さんに言う。
 
 「東名使っていますか?」
 東名をただにしたって経費はかかる。それを税金で負担しようというわけだ。
 使ってもいない人の税金で東名の管理が行われる可能性がある。
 
 「西原さん!そんな税金があるんなら年金や医療にまわして!」
 当然だ。
 東名は使っている人に負担してもらえば良い。ただし、もう少し安くしてほしいが。
 
 ★ それでも小泉改革を支持する
 
 耳障りの良いキャッチコピー
 「民でできることは民で、地方でできることは地方で」
 さっきも言ったが、「官は応援しません、民間は民間で、地方は地方で勝手にやって
 ください」同義語だ。
 
 したがって「地方はまず自分の長所を見つけてそれで食っていけるか必死で考えて行動
 することだ」
 それができなければ生き残れない。
 その場合今まで「これがやりたい!」と言っても国が認めてこなかった。
 
 国はインフラの整備はやると言っている。
 インフラとは「三位一体」と「規制緩和」だ。
 だから提案のできるやる気のある首長を持ったところが生き残る。
 
 だめならすぐ変わる。
 そんな気風と気概が必要だ。
 責任も取る!そんなリーダーが今こそ必要だ。
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 選挙がきまりました。
 11月9日には投票です。
 わたしは、自民党として第二選挙区の原田さんの当選に全力を傾けます。
 
 考えはいろいろとあります。
 小沢さんと菅さんのまったく違った思想の持ち主が政権のためだけに合流した政党に
 魅力は感じません。
 かといって今の自民党で応援できるのは「小泉」がいるからです。
 
 パフォーマンスと言っても、それがなかったら国民はついてきません。
 但し不満は、定年制です。
 やはり中曽根とか宮沢はもうやめてほしいです。
 それって意外と選挙に影響します。
 
 さて、明日で県議会が閉会です。
 何とか17日までには「かわら版」を作成して報告をしたいと思っています。
 でも「ネタ」が多すぎてどこから拾って入れるか・・・悩みます。 
 
             [e-mail] nishiha@po.across.or.jp
             [URL]   http://www.nishihara-shigeki.net
                    
  
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