マニフェスト 西原しげき紹介 8つの約束 一言コラム かわら版 レポート メールマガジン

第46号  【今年もお世話になりました】  平成15年12月31日刊
西原茂樹のメールマガジン=================================================
 
 
 
 
           ★☆ 今年もお世話になりました ☆★
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                      平成15年12月31日(水)  
 
 今日で平成15年が終わります。
 天気は曇りです。
 でも、昨日までで大方の片付けや掃除が終わってすがすがしい気持ちで今年最後のメ
 ルマガを書いています。
 
 副議長としての前半と、県議会議員選挙では多くの方にお世話になりました。
 ありがとうございました。
 副議長などと言う役は考えていませんでしたが、県政全体を見ることができて勉強に
 なりました。
 
 高校のPTAの会長も3年目に入りました。
 やるべきことの流れは作れたかなと思っています。
 もちろん日々横たわる課題は増えこそすれ減ることないでしょう。
 
 しかし、「私がやらなくては」でなくても良いと思います。
 どんどん人も組織も代わっていくことが必要です。
 これからはもっと別な立場で「教育」に係わっていこうと考えています。
 
 国体も長い間の積み重ねが実現しました。
 選挙と重なったので多少気持ちが薄れたきらいもありました。
 それが残念です。
 
 衆議院選挙は今までも何度かメルマガで書きました。
 世襲、2大政党制、高速道路、いくつもの課題がありました。
 それらがどのように変化していくのか見つめていきます。
 
 長い間務めさせていただいた自民党の相良支部長を辞任しました。
 衆議院選挙が終わって区切りがつきました。
 これも「人事は変わるべき」です。
 
 人も組織も変化しています。
 とどまることはよくありません。
 「水もよどめばぼうふらがわく」なんていいます。
 たとえが悪かったですが、変わることが新たな「希望」を呼びます。
 
 部屋の片隅で、周が遊んでします。
 昨日は一日掃除を手伝ってくれました。
 「今日は遊びに行こう」
 誘っていますが、メルマガを書いて整理をしていけるかどうか。
 
 彼も来年からは中学です。
 選挙のときにできた子供です。
 彼とともに私の県議会議員があります。
 
 親も子もどこかで新たな関係になっていきます。
 昨日の夜は大学3年の幸平が帰ってきました。
 「就職きびしそう!」 
 と言っている。自分の道を突き詰めてほしい。
 
 長女美樹も元気でがんばっている。
 いろいろ書きたいこともあるが「個人のプライバシー」に関するので書けない。
 でも、この娘からメルマガでの「プライバシーの保護」を学ばせてもらった。
 「削除して!」の抗議は、他の方からはいただいていない。
 
 おばあちゃんも「足が痛い」「目が悪い」「腰が痛い」
 言うことだらけだ。
 しかし、お寺もお宮さんも家の周りの庭掃除も何でもこなしてくれる。
 来年も元気であってほしい。
 
 妻の和美。
 来年の3月18日は私の誕生日でもあり、結婚記念日だ。
 そして25年の銀婚式でもある。
 よく波乱万丈に付き合ってくれている。
 感謝しかない、ありがとう。
 
 ここまで読んでくださったメルマガ読者に感謝です。
 こんなプライベートは書かないつもりだったが、1年を振り返っていたらつい指が進ん
 でいた。
 外ではぽつぽつと雨が降ってきた。
 明日の初日の出は期待できそうにないが、それぞれのご家庭には来年も太陽が勢いよ
 く登りますように。
 
 今夜は、紅白歌合戦を見て一口コラムを書くつもりです。
 結構NHKの紅白は「世相」を感じさせてくれます。
 皆さんはどう暮れやお正月を過ごされますか。
 
 一年間ありがとうございました。
 来年もよろしくお願いいたします。
 
 □ 議員として15年
 
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 デイリー「ひとくちコラム」
 http://www.nishihara-shigeki.net/1_colum.html
 
 ひとくちコラムは毎日更新しています。
 今夜も正月も。
 是非ご覧になってご意見をお寄せください。
 
 静岡県公立高等学校PTA連絡協議会
 http://www.hs-pta-shizuoka.net/report.html
 
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 □ 議員として15年
 
 町議会議員になったのが平成元年です。
 したがってよく言うところの「議員生活15年」となります。
 
 ★わたしと政治
 
 わたしを政治の世界に動かしたもの。
 それは人と人との関係でした。
 経済は、文化は日々成長し発展しています。
 大学を出て、私の選んだ仕事は「環境」でした。
 技術者の道でした。
 水をきれいにして飲んだり流したり、リサイクルやエネルギーのことまで係わってき
 ました。
 その中で多くの方と知り合いました。
 
 わたしの前に県議会議員をしていた山崎先生に仲人をお願いしました。
 来年の春には妻和美と結婚して25年の銀婚式を迎えます。
 その出会いそのものが政治とのかかわりの初めでした。
 自民党の青年部長から町議会議員。
 激しい選挙の中での県議会当選。
 
 当選したときにまず考えたことは「予算を取ってくることはすぐできないが、報告は
 すぐできる」そんな思い出始めたかわら版でした。
 これは現在も続いていますし、インターネットのメルマガにも受け継がれています。
 
 ★プロジェクト
 
 別にえらそうに言うこともありませんが、少し自慢話敵なりますが、紹介させてくだ
 さい。
 わたしが係わったと自信を持っていえるプロジェクトを振り返ってみます。
 
 ★御前崎港の変貌
 
 なぜ港か。
 あえて言うまでもありません。
 食料から原料や製品の輸出まで、日本の海外物流の98パーセントは海です。
 これが産業との、もっと言えばわたしたちの生活の命です。
 港がないところには産業は育ちません。
 海外シフトしているところではなおさらです。
 
 ★平成3年の暮れでした。
 
 当時清水市に石炭火力を誘致する計画が持ち上がっていました。
 経済界や漁協が努力していました。
 
 しかし、斉藤知事は清水に火力を持ってくることに反対でした。
 ちょうどその当時、九州急行フェリーが東京と九州を結ぶトラックフェリーを計画し
 て清水に寄港する計画がありました。
 そんな感情的なことも影響したかもしれませんが、斉藤知事の英断で御前崎にトラッ
 クフェリーが着ました。
 
 当時、港湾の担当から相談を受けて内心びっくりました。
 しかし、この機会はないと賛成して推進をしました。
 今では新造船も、この10月に完成して御前崎の港の大きな顔のひとつになっています。
 
 ★次に平成9年から始まった自動車の輸出です。
 
 ずっと以前から御前崎の港から車を出してほしいとスズキにお願いをしていました。
 しかし、豊橋の港から運んでいたスズキは「港の能力が無理」という返事で実現でき
 ませんでした。
 
 それがあるとき突然ホンダが御前崎港から車を輸出したのです。
 この御前崎でも車が運べる!それからスズキさんに強く頼みました。
 「スズキの港として使ってほしい」。
 動きは迅速でした。
 
 わたしたちは、県議会で「御前崎港整備促進議員懇談会」を作っていました。
 市長・町長・商工会議所などの御前崎港整備促進規制同盟会にあわせて、大井川から
 西部全部に入ってもらっていました。
 港湾建設については、その働きも大きかったと思います。
 
 スズキの車は順調です。
 御前崎港は静岡県では田子の浦を抜いて清水に次いで2番目です。
 わたしが当選した平成3年には木材と砂利と鉄鋼で80万トンでした。
 今約280万トンで車や車部品などきれいなもので3、5倍になりました。
 金額で言ったら何十倍でしょう。
 
 ★港の主流はコンテナです。
 
 見てください。
 コンテナを荷揚げする大型のコンテナが2機つきました。
 1月31日にはコンテナターミナルの完成式をやります。
 東南アジアの航路に照準を絞っています。
 
 西部の荷主の皆さんは大いに期待しています。
 だって、浜松から御前崎のほうが清水に比べて同じコンテナで一個当たり清水が9万円
 とすると御前崎なら6万円と3万も安い。
 価格競争をしている企業ならこんな魅力はないです。
 これからコンテナは伸びるはずです。
 
 ★トラック、車完成車、そしてコンテナ。
 
 これら港の関連する仕事も増えます。
 さらに周辺の車やそれに関連した企業、港を使う企業が存続して雇用を確保していく
 ためには必要です。
 
 港の課題は、管理と運営です。
 西部の企業がどんどん使ってくれる港になるよう工夫します。
 知事初め港湾担当者にもお願いをしています。
 御前崎土木事務所のポートセールス機能を強化させていきます。
 
 ★マリーナ
 
 国体がありました。
 これも思い出です。
 港を整備したいという一心から、当時の下村町長さんと楠田町長さんと計って、国体
 の誘致をしました。
 平成5年からですから、これも10年がかりでした。
 漁協の皆さんの協力があったればですが、マリーナの完成でこの活用に期待しています。
 来年の4月からは御前崎埠頭で管理を行いますが、教育的な観点を入れてやっていける
 よう全力を尽くしていきます。
 
 ★風力発電を設置します。
 
 港に風力発電所ができます。
 何とか安上がりに電気をと考えて1950キロワットと日本最大規模です。
 現在作っていますので、これも4月には西埠頭で稼動します。
 風の町御前崎の風力発電は3機になります。
 
 ★道路整備
 
 港が、海外との物流とすると道は県内国内との物流と人の移動です。
 確かに473号は遅れ気味です。
 しかし150号も含めて必ず近いうち、つまり平成18年度までに御前崎〜西萩間の開通を
 実現します。
 遅れること数年で、牧之原から御前崎までつながります。
 これができるとちがってきます。
 
 現在の国道473号は、当時主要地方道相良金谷線と言っていました。
 平成5年に現在の菅山と西萩間が完成しました。
 私が議員になった当時は、県道ですので15パーセントの相良町負担がありました。
 
 20億円近い投資が年間でありましたので、町負担は3億近くありました。
 楠田町長が「どんどんやってくれ!」といいましたが、負担は厳しく何とか負担がな
 くならないかと検討して、国道にしたのが平成5年です。
 
 こうすれば、町の負担はなくなります。
 その後の県財政の落ち込みなどでしばらく滞っていましたが、先ほど話したように動
 き出してきました。
 北進区間に国のお金を入れるという具体的な行動が起こせます。
 
 国道150号線。
 これもわたしが議員になってから手をつけました。
 地元の説明会に同行して意見を聞きました。
 今年の春、須々木まで一部開通したときには本当に喜びでした。
 
 勢いは止まりません。
 平成19年の春には、大沢まで延びて、その先の473と合流して西萩間まで行きます。
 これはきっと相良の町内にすむ方に「静けさ」を「安全と安心」をプレゼントします。
 もちろん企業にとっても、スピードと効率は大変な効果ですが、わたしとしては町民
 の皆さんの安全と安心が何よりです。
 
 ★合併と選挙区
 
 県会議員は確かに選挙区があります。
 しかし一方で県政全般に責任を持つわけです。
 税財政や医療や福祉や教育などに選挙区はありません。
 
 これからの3年数ヶ月全力で皆さんのこと、県政全般について全力で取り組んでまいり
 ます。
 政治家は任期一杯、全力で勤め上げる義務があります。
 
 そしてその後は大きく変わります。
 来年は御前崎市と伊豆市が、そして平成17年の4月には榛南を含めて静岡県全体が変わ
 ります。
 知事が11月に「内政制度改革」試案を出しました。
 静岡市政令市と浜松政令市に挟まれた地域は「広域連合でやろう」と言っています。
 県が町や市といっしょになって仕事をすると宣言したのです。
 
 県会議員も減らせば良いと思います。
 市や町の議員首長さんが自らの政治生命を絶ってまで合併を成し遂げようとしています。
 県や国もその苦労を共にすべきです。
 
 ★わたしはもう一度原点に戻って考えて行動します。
 
 正しいと思ってやっていても正しく伝わらないことや間違って広まってしまうことが
 あります。
 また自分自身が間違っている場合もあるでしょう。
 そこで、皆さんとの話し合いの集会を持ちます。
 1月から開始します。人数やスタイルは問いません。
 
 そこから人づくりができるでしょう。
 地域づくりができるでしょう。
 地域から日本をかえる!それが実現できます。
 
 現場から考え行動する。
 皆さんの意見を伺いながら、今の「旬」を伝える努力を始めます。
 是非ご協力ください。
 そして本当の意味で「わたしといっしょに行動してみてください。」
 子供たちのために、いえ自分自身のために。
 
 これからもよろしくお願いいたします。
 ありがとうございました。(12月1日サンホテルでの挨拶から引用)
 
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 明日の朝は、相良海岸の初日の出ですが心配です。
 恒例の御前崎町の新年会はグランドホテルです。町としては最後です。
 2日は、一日家にいます。
 お近くにおいでの際はお寄り下さい。
 
 
 
       [e-mail] nishiha@po.across.or.jp
        [URL]   http://www.nishihara-shigeki.net
                    
  
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