マニフェスト 西原しげき紹介 8つの約束 一言コラム かわら版 レポート メールマガジン

第49号  【台湾の李登輝前総統と会ってきました。】  平成16年1月13日刊
西原茂樹のメールマガジン=================================================
  
 
         ★☆ 台湾の李登輝前総統と会ってきました。 ☆★
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                          平成16年1月13日(金)  
 先ほど岐阜の大垣から帰ってきました。
 泊まりで、東海地区の高等学校PTA連合会の理事会でした。
 明日も東京で全国の会長会議です。
 隣に座った岐阜の会長は健全育成の担当で「エイズ」に立ち向かっています。
 
 「この問題来年の東海のテーマです!」
 私自身も高校生の性感染症やエイズの問題には心配しています。
 県教委と健康福祉部で調査中なので、このあたりには注目したい。
 
 先週、中澤県議を団長に県議と静岡市議で台湾へ行って来ました。
 李登輝と会って話を聞くことができました。
 詳細の報告レポートができたのでそちらを見てください。
 
 ★台湾視察報告
 
 http://www.nishihara-shigeki.net/4_report_2004_02_05.html
 
 先日ラジオで国会中継を聞いていました。
 年金問題でしたが、制度疲労が極限に来ていることを痛感します。
 戦後続いてきたことをなぜもっと早く転換できなかったのでしょうか。
 あと数年して団塊の世代が退職して来ると反乱が起こるのでは?
 
 それは医療や教育あらゆるところにあります。
 県会議員としてやれることには限度がありますが、「知って、報告する」努力します。
 ★海外視察報告です。
 県議会の調査団として11月11日から20日までフランスとスペインに行って来ました。
 報告記の責任は西原茂樹にあります。正規な報告は県議会から出ます。
 http://www.nishihara-shigeki.net/4_report_2003_11_25.html
  
 目 次
 
 □ NPOしずかちゃん
 □ 静岡県たばこから健康を守る条例(仮称)のその後
 □ 転倒防止器具を設置しよう!
 □ NPO日中環境経済中心の企画
  
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 デイリー「ひとくちコラム」
 http://www.nishihara-shigeki.net/1_colum.html
 ひとくちコラムは毎日更新しています。
 是非ご覧になってご意見をお寄せください。
 静岡県公立高等学校PTA連絡協議会
 http://www.hs-pta-shizuoka.net/report.html
 
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 □ NPOしずかちゃん
 
 平成13年のしずおか緑花祭から3年がたちます。
 吉田公園は今日も心を和ませてくれています。
 
 吉田公園規模ですと普通完成後は、地元へ移管され町が管理します。
 しかし地元だけでは管理費が大変です。
 そこで平成10年9月から始めた「しずおか緑花祭と県立吉田公園を考える会」や吉田
 町始め榛南地域の皆さんの努力で「県営」とすることができました。
 
 県営にするときの知事との条件は「県民参画で」でした。
 管理運営についての費用負担は県ですが、利活用については地元のNPOしずかちゃん
 などが積極的にかかわっていく事としました。
 県民参加型の公園管理の手法としては全国的にも初めてのケースで、これはすごい事
 です。
 
 ★ NPOの運営管理
 
 http://www.pref.shizuoka.jp/nousei/ns-32/yosidakouen/yoshidakouentop.htm
 
 平成14年から管理は吉田町へ移管されて、かなりの部分がNPOしずかちゃんに委託さ
 れています。
 それが先日新聞に大きく報道されました。
 公共から受託している金額がしずかちゃんがトップでした。
 
 確かにこれだけの金額をうけてやるわけですから、税金の使い方に厳しいチェックが
 必要です。
 もちろん間違いはないと思いますが、NPOだからといって多めに見るわけには行きま
 せん。
 内部の作業とかお金の流れなど、これまで以上に「公開」批判に耐えれるよう要求され
 ます。
 
 しかし、良いことがたくさんあります。
 いつも公園を管理する樹木の伐採とか花壇の作業の方が同じと言うことです。
 公共工事では入札だけでやります。そうすると毎回樹木を切る方が変わります。
 これでは良い樹木の管理はできません。
 
 また、いつも自分のことと思っている地元の皆さんです。
 何かあったら飛んできて作業、応援します。
 金額もさることながら、そのネットワークが財産です。
 
 ボランティアさんが増えています。
 地元だけではなくて藤枝や静岡の方もいます。
 この皆さんが良い意見を出してくれています。
 みんなの意見が公園を創っていきます。
 
 各種教室もヒーリングコアで行われています。
 だんだんと吉田公園に集う方が増えています。
 
 ★ 管理運営に工夫を
 
 NPOの運営はどこでも大変です。
 資金的な面、人の関係など課題が多いのも事実です。
 お金が先か、人と組織が先か!議論のあるところです。
 
 しかし、これからの時代は確実にコミュニティーを活性化させるこのような事業が伸
 びます。
 それも「役所主導でなく」地域住民が主導です。
 「ほら見ろ!うまくできない!」なんていうのじゃなくて、心配なところは手を添えて応
 援してやりましょう。
 
 みんなでやっていれば、そして公表公開していけば、うまくないことは自然淘汰され
 ます。
 心配なところは、誰かが助けてくれます。
 
 そこで提案です。
 やはり資金的に何とかあるのですから「人」です。
 さらに吉田公園に人を集めて楽しんでもらう仕掛けができる「コーディネート」できる
 人材が必要です。
 NPOも理事さんが考えているようですが、良い意見があればどしどし言っていきまし
 ょう。
 
 芝生の公園の利用、夜間の利用、周辺地域との観光連携。
 いくつかの課題を良い方向へつなげて行きたいです。
 
 NPOやボランティアの皆さんがんばってください。
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 □ 静岡県たばこから健康を守る条例(仮称)のその後
 
 ★反響の大きさ
 
 新聞に出てからが大変です。
 2月3日の勉強会。
 自民党議員から厳しい意見が続出しました。
 
 「手続きが間違っている」
 「条例にたばこという名称がよくない!」
 「嗜好に条例はとんでもない!」
 総反発でした。
 
 確かに手続きに不備がありました。
 党内了解を得ない前に、突然新聞に!でしたから。
 最初は健康基本条例からスタートして、全体の議論を得ないまま特化した「たばこか
 ら・・・」になってしまったことは私の責任です。
 
 しかし、たばこに特化することはわかりやすくて議員提案としては説明がしやすいと
 思います。
 私自身特別な決意ではじめました。(前号メルマガで)
 
 たばこ組合の代表者とJTさんが会の後見えました。
 「自民党がこんな条例を出すとはひどい!」
 「まだ健康の害がはっきりしたわけではないのに禁止とは!」
 「たばこ売って国の税金の徴収に努力してきた。生活がかかっている」
 
 意見は意見としてしっかり聞かせていただきました。
 もちろん手続きがうまくなかったこともわびました。
 これから条例の検討をしていく上で、団体のみんなさんの意見を伺うことも約束しま
 した。
 みんなで議論すれば良いと思います。テーブルを持ちましょう。
 IT'S A OPOTYNITY!(良い機会だ)
 
 ★ 誤解
 
 ところが、どうもそれ以降もさまざまな話が入ってきます。
 「今まできたことがなかった組合の皆さんが県議を回っている」
 「自民党ではたばこ撲滅運動を始めた!」
 
 私のところへも日頃ご支援いただいている榛原たばこ組合の皆さんが来ました。
 「西原さんが音頭をとってたばこ撲滅運動を・・・」
 反響の大きさにびっくりです。
 書類を見せてもらったら確かに「自民党がたばこ撲滅・・」とあります。
 
 条例は国の健康増進法とその中にある受動喫煙の防止(罰則無し)をもう少しはっきり
 させただけです。
 さらにすでにある青少年の喫煙禁止とか自動販売機の条例などを「たばこ」の側面か
 ら整理したものです。
 青少年とか自販機とか既存法令の中で罰則があるものは別にして、条例内には罰則を
 設けてありません。
 
 もちろんたばこの害ややめたい人への禁煙支援はうたってありますし、たばこ禁止はど
 こにもありません。
 そういった意味で「たばこ撲滅」は誤解です。
 是非、組合の皆さんにはご理解をいただきたいと思います。
 
 何事も「過激」では運動ができません。
 ゆっくり話し合いながら実効性のある物にしていきたいと思っています。
 でも新聞報道ってコワイ!
 
 ★ 話し合い
 
 早くても6月議会です。
 したがって「討論会」をやっていけば良いとおもいます。
 たばこ販売業者の皆さんやJTさんももちろんですが、医療や教育関係者なども入って
 もらって。
 
 とにかく進め方で問題があったことを反省しています。
 座長としての責任を痛感しています。
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 □ 転倒防止器具を設置しよう!
 
 御前崎町消防団が職工組合の大工さんたちと立ち上がりました。
 家具の転倒防止をボランティアでやろうと言うものです。
 出初で提案したことにすばやく行動に移してくれたことに感激です。
 期限限定で3月末まで金具代のみ実費で作業はボランティアで行うと言うことです。
 
 以下はある防災関係の方の報告です。
 「御前崎の様な市町村の役所が入らずに動くケースは初めてだと思います。
 県内にはNPOで{地震と災害を考える大工の会}があります。
 磐田市の大杉さん(中遠建築学校校長)と言う方が積極的に動いています。
 
 全国どこへでも啓発に出掛けて行き、テレビ等にも数多く出ています。
 しかし、大工さんの世界はみんなが棟梁と言われています。
 静岡県木造建築連合会(木建連)に加盟している組織と、大杉さんがらみの(磐田、
 袋井、森、竜洋)脱退している組織があり、いろいろです。
 
 磐田市では300万円の予算を組み、大杉さんの所に1000個の固定を依頼しています。
 NPOですので1個3000円の予算で特に65歳以上の高齢者を対象に施工しています。
 
 袋井市は議会で予算を取りました。
 希望者にタンス1個5000円 内1000円個人負担を決め(1戸建て30000
 円、賃貸15000円)助成し大工の会が施工をしています。
 金具は全て吉田町の金具業者の物を使っています。
 
 現在、大工の会(90人)が施工していますが、市民からの依頼を貯めているそうで
 す。
 なぜならば大工さんが土、日で施工するため休みが無い状態らしいです。
 全県的に大工さんの仕事が薄いと聞く中、行政の方針ひとつでこのように活性化して
 いる所もあります。
 
 静岡県木建連の今年の方針は転倒防止です。
 大工さんも、自分で建てた家は責任持って転倒防止の施工をする動きが広まって来て
 います。
 雇用、仕事の確保から考え、緊急対策でさらに助成して戴ければいいかと思います。
 ぜひ進めて戴きたいと思います。
 
 ★ 意外とやってない公共施設
 
 転倒防止はすぐできるのに。
 ある方が防災訓練で小学校へ行きました。
 そうしたら職員室やロッカールームなど転倒防止対策がほとんどやってなかったそう
 です。
 
 保育園や幼稚園ではピアノなどの転倒防止対策が意外ととられていないようです。
 先日の風でサッカーゴールが倒れたなんて考えられないようなこともあります。
 地震対策で転倒防止を早急にやりましょう。
 
 ★ 御前崎に続け!
 
 消防団でもいいでしょう。
 大工さんの組合でも良いでしょう。
 実は県内で13市町村で転倒防止に補助金を出して事業を実施しています。
 
 でも、行政がやっているので、「高齢者」「独居老人」「身体障害者」など特定され
 ています。
 また「金具だけ」と言うところもありますが、つけ方がうまくないと効果はでません。
 大工さんが「私が建てた家の転倒防止」という気持ちは大切です。
 
 まとまれば、(市町村の事業として)補助金をつけたものもやれるでしょう。
 その場合は県も3分の1補助します。
 関係者の皆さん検討してください。
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 □ NPO日中環境経済中心の企画 
 
 前回に続いて掲載します。
 少しフライングで、各団体の正式な承認を得ない段階で掲載してしまいました。
 今回は、それぞれの団体から共催のご了解をいただきました。
 
 共催の団体は以下です。
 社団法人静岡県設備設計協会
 静岡県建設コンサルタント協会
 静岡県水処理協会
 
 後援は以下の団体です。
 静岡県環境ビジネス協議会
 (社)静岡県環境資源協会
 
 中国の給排水水処理の現状と具体的なビジネスまで踏み込んで調査します。
 詳細は参加団体企業の意向を踏まえながら決めていきますが、基本的には提案のコー
 ス内容となります。
 
 主催のNPO日中環境経済中心は私も顧問をしています。
 前身の活動として一昨年中国を訪問しました。
 http://www.nishihara-shigeki.net/4_report_2001-11-26.html
 
 興味がある方はぜひご参加ください。
 NPOのホームページ
 http://www.xitong.net/jceco/
 参加申し込み要綱
 http://www.xitong.net/jceco/200405yoko.doc
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 ★合併「榛原・相良」で進んでいます。
 
 吉田が入ってくれることを願っていますが、吉田町民が決めることです。
 田村町長は「住民投票で決める」と言っています。
 これが4月とか5月です。
 決まってからでも、合流はできるのでしょうが、現実的に考えると難しいと思います。
 
 「ごみや病院・救急車はどうなるの?」質問を受けます。
 住民生活に急激な不便があるとすれば問題です。
 しかし、現実には当面そのままで行くでしょう。
 
 ★最近、コミュニティービジネスと言う言葉に合います。
 地域の困っている問題を解決して地域を活性化させるビジネスだそうです。
 役所がやっていたこと、やりそうなことを地域住民が担うのだそうです。
 もちろんビジネスとしてです。
 
 働く人は「主婦」「早期退職者」「老人」だそうです。
 ボランティアでもなくてベンチャーでもない。
 中学校単位で「ローリスクローリターン」会社だそうです。
 
 会社と言いましたが、組合でもNPOでも、何でも良いわけです。
 趣味やボランティアとは一線を画しますが、生きがいと言う意味では同じかもしれま
 せん。
 
 ★さあ!
 
 パソコンの前に2時間座りました。
 今から出かけます。
 夜が今日も遅くなりそうです。
 
 腹痛を伴う風邪がはやっています。
 我が家の一人?がやられました。
 気をつけましょう!
  
              牧之原市堀野新田20−1
              0548-58-0772  FAX58-1655
              [e-mail] nishiha@po.across.or.jp
              [URL]   http://www.nishihara-shigeki.net
              静岡県議会 控え室 054-221-2566