第53号
【浜名湖花博が始まりました!】 平成16年4月13日刊 |
西原茂樹のメールマガジン=================================================
★☆ 浜名湖花博が始まりました! ☆★
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平成16年4月13日(火)
ここのところ毎日天気が良い。
今日もよさそうだ。ぽかぽか天気に新茶も一気に伸びてきた。
裏山の竹の子も、ニョキニョキ出てきた。
★ 花博開催
4月8日から花博が始まりました。7日には秋篠宮様がご出席された開会式に参
加した。
地頭方にお見えになってまだ半年、とっても身近な皇室になった。
昨日の中日新聞の夕刊に私の散策写真が載った。
「大変!県議が若い女性と歩いている写真が夕刊に載っている!」
人の悪い友人が連絡してきた。妻は驚いたそうだが開会式のオープニングで一安心。
花博の辛口感想!を一言。
吉田の緑花祭のほうがまだ身近だ!(これは自分がかかわったかどうかといういたって
身びいき)
でも10倍の大きさ。比較ができたものではないが。
歩く距離が長い!(わたしでも疲れた!お年よりは覚悟が必要だ!)
食べ物にありつけない(お弁当持参が良いのでは!)
モネの池にスイレンがない!(造花でも良いから池面にほしかった。これからに期待
する)
クルーズは良いがボートの暴走はいただけない(船長さんがボート走らせるのはムード
がない)
案内の女性が多いのは安心だが(予算は大丈夫?)
雪割り草がきれいで良かった。
入り口付近のウェーブしたみどりの小路で音楽がとってもいい。
出展の造園企業庭園がすばらしい!
でもここまでできた。まずは及第点だろう。
関係者の皆さんごくろうさまでした。
後はたくさんの人が来てくれれば!
皆さんも見に行ってください。応援します!
★ 塩じいさん
昨日、吉田中学で町主催の「構造改革と地方分権の行へ」と題した塩川正十郎さんの講
演があった。
前財務大臣だ。
感想は、コラムに書いておいたが、迫力があった。
10年前に胃と十二指腸を取って「食道と小腸がつながっている」状態に昨年は胆のう
まで切除した。
傷だらけの体で吉田町に来てくれた。
「ロスタイムを楽しく生きる」(本人談)ではないだろうが話がいきいきしている。
いわゆる伸びがある飽きさせない話だ。
田村町長が「今日の話を明日の吉田町を決める事の参考にしてほしい!」実に簡単に挨
拶した。
いろいろ話題に事欠かない時期。
もう少し話すのかなと思ったが、「塩じい」の前では何もいらない。
これも良かった。
わたしも勉強になったし、参加した町民も納得した顔が帰りの会場にあふれていた。
★見会かわら版
http://www.nishihara-shigeki.net/3_assembly_040220.html
★台湾視察報告
http://www.nishihara-shigeki.net/4_report_2004_02_05.html
目 次
□ キュードサイン知ってますか?
□ マスコミで論じられない責任について
□ 茶園の基盤整備について
□ 首相の靖国神社参拝が違憲
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デイリー「ひとくちコラム」
http://www.nishihara-shigeki.net/1_colum.html
ひとくちコラムは毎日更新しています。
是非ご覧になってご意見をお寄せください。
静岡県公立高等学校PTA連絡協議会
http://www.hs-pta-shizuoka.net/report.html
高校PTAも3年やりました。
今年で締めくくりにしようと思っています。
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□ キュードサイン知ってますか?
静岡聾学校の親から意見を聞いた。
聾唖者の(幼児部)お母さんから、県でやっている「キュード(指サイン)」について。
子供たちに負担があるので(親としてもつらいので)手話で勉強できるようにしてほし
いと陳情を受けた。
★ 聾学校なのに手話を使わない?
聴覚障害者の顧問をやっている議員に聞いてみた。
「先日の卒業式に行ったよ!」と言う同僚県議だ。
「子供たちは手話をやっていないって知っていた?」
彼は「そんなことないよ!みんな手を動かして手話をやっていたよ!」
でもそれは手話ではない。
初めて聞く「キュード(指サイン)」と「手話」の違いに自分の勉強不足を痛感した
が、他の人たちも多分キュードを手話だと思っている。
普通使われている手話で学校は教えていなかったのだ!!
もちろん理由がある。
「聴覚口話法」戦後ずっとこれが主流だった。
「健常者のように話すことができるように!」の発想だ。
この聴覚口話法だけではということで、静岡県では「キュード(指サイン)」を併用して
教育している。
日本語定着には「キュードが良い」ということらしい。
しかし社会は「手話」である。このキュードは聾学校のときだけだ。
どうもこれが混乱の元だと思う。
★ 親の不安
身振り手振りで赤ちゃんから接してきて、手話も取り入れて子育てしてきた母親。
社会へ出てから「手話」なんだから、聾学校(幼稚部も)でも手話を使わせてという願
いだ。
詳細の、比較はここではできないが、親の多くが不安を持っている。
全国の例を見ると「キュード」が決して標準でないことなどを勘案すると、検討すべ
きだ。
教育でも何でも、とにかく、こどもたちや、親たちが納得することが原則だ。
納税者と教育を受ける側が「満足」を受けることが大切だ。
「受け入れる社会」がどうなることを望んでいるかも見なければならない。
6人の母さんが見えてくれたが、みんなものすごい勉強家なのに驚いた。
インターネットで何でも資料は入る。
「こどものために」
これはなんと言っても強い。
わたしが、「課題が課題だが少しでも早く検討したい。でも1年ぐらいはかかる」と言
った。
「この4月、あさってくらいからまたキュウドでやるんです。1秒でも早くやめて手話
でやってほしいです!」意気込みに応えたい。
立ち会った聾学校の先生に、現場を見る約束もした。
あさっては、聴覚障害者の団体に意見を聞く。
★ 選べる自由
先ほど触れたが、確かにキュードは良い方法だろう。
しかし、親はキュードをやめてとは言っていない。
手話を使わせてと言っている。
さまざまなメディアがあって良い。
「身振り手振り」「聴覚口話法(唇の動きで言葉を読む、そして話すまでになる)」「手
話」「キュード」
口で話すようにならなければ!健常者はそう考える。
しかし、ユニバーサルはどんなメディアでも使える社会だろう。
まあ限度はあるが、数種類の方法があっても良い。
それを障害者本人が望み、社会が認めるものであれば。
そしてなんと言っても苦痛があってはいけない。
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□ マスコミで論じられない責任について
★ 回転ドアについて
回転ドアにはさまれて子供が死んだ。
痛ましい事故だ。
自分の子供に置き換えるといたたまれない。
葬儀に悔やみに来た三和シャッターと森ビルの社長を追い返したというニュースがで
た。
企業責任をマスコミを激しく攻め立てていた。
しかし悪いのは企業だけだろうか。
こんな記事とめぐり合った。
時々送られてくるメルマガだ。
http://www.melma.com/mag/76/m00018676/a00000083.html
「責任の所在とメディアリテラシー / 和田秀樹 」
親の保護者管理責任は問われないだろうか。
危険そうだったら、親が手をとって教えてやる。
最近はこんな事件がたくさんある。
車の中にほったらかしておく親。
小さなこどもなのにデパートでそのままにして連れ去られたケース。
遊具もそうだ。危ないものもある。親が見ているべきだ。
そんなことを弁護士と話していたらこういわれた。
「事故や事件が起これば、一番わかっていて悲しいのは親です。その親を攻めれば親
が自殺してしまいます。
だからマスコミは批判を企業や行政に向けるんです。
世間の親もわかっているはずです。反省していますよ!」
本当だろうか。
何か事件が起こればすぐに「管理責任」を言ってくる被害者。
裁判だらけになりそうだ。
教育の場や遊び場が「危険なこと」を避ける。
危険なことは「安全に」教えてやらないといけない。
昔は、けんかも、冒険も体で覚えた。
危険だから「柵」をする。
あぶないから「やらない」
薬は危険なものだが、必要だから効く。
自己責任をもう一度取り戻さないといけない。
世の中は危険だらけだ。
危険を察知してそれを防ぐこと、逃げることをどうして覚えるのか。
危険は「逃げて、避ける」だけでは防げない。生きていけない。
★ イラクの人質事件
解決が長引いていて心配です。
早く開放されるのを願っています。
しかし、「開放されるために自衛隊の撤退を!」
これは反対です。
しかし、この訴えに同調する人がアンケートを見ると30パーセントもありました。
親御さんもそう訴えていました。
我が子の事です。
多分わたしも当事者だったら「本心は思うかもしれません」
しかし、彼らは「国として派遣」されたわけではありません。
個人が、ボランティアや仕事で行っているのです。
国では「危険だから行かないように」と言っていました。
イラクへ自衛隊を派遣することに異論があるのはわかります。
しかし国として民主主義のルールで国会で議決して派遣しているのです。
それも人道支援で、イラクの人々のためです。
マスコミが世論をあおって「3人の命を救うために自衛隊の撤退!」こんなムードにな
りそうな危険を感じました。
今のマスコミには、戦前にない逆の「世論迎合型」傾向がありすぎます。
人の命は大切なのは百も承知ですが、日本に生きている国民全体を守るために「国際
協調や国策」をきちんと説明すべきでしょう。
被害者の親から「国・国民にご迷惑をおかけします!」という言葉が昨日ニュースで聞
けた。
最初のころ、その言葉がなかったので、ほっとした。
ご家族には不満や不安もあるだろう。
しかし批判から始まっては動くほうも見守るほうも気が重い。
テロに屈してはならない。
日本の国が今問われている。
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□ 茶園の基盤整備について
相良町の農業振興会に出席した。
会長を退く太田さんから挨拶があった。
基盤整備が叫ばれて久しい。
しかし言葉とは裏腹に「生産環境」は進んでいないと言う。
この整備が重要な課題だ。
そして地域に若いリーダーが増えてきたこともうれしいという。
この若い農家の人たちがこれからの地域農業を支えていく。
★ 基盤整備の問題はなにか。
後の懇談会でこのことについて確認する。
「県議!10年基盤整備と機械化を叫んでいるが、まったく進んでいない」
厳しい意見だがその通りだ。
空港関連は別としても、大規模基盤整備は至れり尽くせりだが、地権者の意見がまと
まらない。
面積が確保されない。
小規模は希望があるが、補助率は低い。
「自分たちで直営でやったほうが安くできる」
農家に任せれば、反当り施工費が20万程度でできるという。
しかし問題は換地が反当り50万かかってしまう。
これが何とか安くできる方法はないか。
補助事業で、反当り100万以上使ってやることよりも、このことを何とかしてくれ
たほうが農家にとって良いという。
この件について、一番茶が終わってから関係者が集まって相談することになった。
関係者?考えてみたら換地は、土地改良連合会とか土地家屋調査士とかにも関係する。
そして何よりも、農協が係わるべきだ。
これからは「農業は農業者」の時代だ。
役所が係わりすぎるのはよくない。
昨日の「塩じい」ではないが、一つの仕事に「国と県と町が係わるとお金が余分にか
かる」
担当者がそれぞれの段階で「ああだのこうだの」と時間とお金の浪費だ。
新しいスタイルができればいい。
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□ 首相の靖国神社参拝が違憲
萩間の春季戦没者慰霊祭に出席した。
例年ならきれいな桜だが、今年は少し遅れ気味なのか、葉桜と混ざって咲いている。
年によって咲き方は違うが、毎年の桜に幾十年前に想いをはせる。
前列にすわっていたご高齢のご婦人に声をかける。
「満州で昭和21年に餓死しました。飢えと寒さでつらかったでしょうに!」
一気に終戦時に戻って(わたしは戦後生まれだが)しまう。
戦争はしない、すべきではない。
★ 靖国参拝が違憲判決!
尊い命をなげうって祖国日本を守ってくれた英霊の御霊には応えなくてはならない。
明治以降、日清・日露・大東亜戦争などで国のために命を落とした人は、靖国神社で
祭られている。
戦後、宗教法人法で靖国神社が一「宗教」の神社になってしまったことが今回の裁判で
「違憲」となった原因だ。
中国などが反対するのとはちがう。
国は宗教に対して偏ってはならないことは憲法にある。
これは正しい。
しかし、それにしてもである。
国のために命を落とした人が眠っている追悼施設に「内閣総理大臣」と書いて「公用
車」を使ったから違憲!では情けない。
そういった考えがあることを最大限認めても、裁判所が「違憲」ではあまりにも悲し
い。
中国や韓国の批判はこうだ。
靖国神社に、戦争犯罪人のA級戦犯が一緒に祭られている(合祀)こと、そこへ首相が
行くことを批判している。
しかし、このA級戦犯を決めたのはいわゆる戦争裁判の「東京裁判」である。
アメリカなど勝った国だけで進めた「国際法上も認められない」勝った国の論理の戦争
裁判でである。
今アメリカがイラクなどでやっているのと変わらない。
もっと言えば、ベトナム戦争やアフガン戦争や世界各国で繰り広げているのと大同小
異だ。
A級戦犯はその時「戦争の責任者」として作り出された。
ドイツのヒットラーとはまったく違う。
まづここの呪縛から日本人が開放されないと始まらない。
戦争は、勝者も敗者もそれぞれさまざまな理由がある。
しかし、いつの時代でも「勝者」の歴史しか残らない。
この戦後東京裁判から考えてみるべきだ。
★ 小泉首相意志を貫け!
中国に「靖国神社に行くな!」と言われても多少時期をずらすのは感心しないが、しっ
かり参拝する小泉さんを支持する。
「向こう(中国)が来なくても良いと言うなら無理していく必要はない」(小泉首相)
その通りで良い。
但し経済文化の交流はどんどんすれば良い。
その中から、どちらの言い分も理解し会えるときが来ることを願う。
中国と日本の交流は2000年もある。
主義や主張の違いに「こまった!」としり込みするべきでない。
大いにけんかをしても良い。そう思う。
昔、聖徳太子は「日の出る国の天子(皇帝と同義語)、日の没する国の天子に物申す」と
中国(当時は隋)へ使者を送って物議をかもした。
最終的に「東の国の天皇から、西の国の皇帝へ」と修正してなりをを治したが、そのと
きに「天皇」という呼び名ができた。
はっきり意見を言うことが必要だ。
しかし、国内から(後ろから)撃たれるのはつらい。
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今朝から書いて、途中土木事務所で打ち合わせをして今10時過ぎです。
そうしたらうちの隣のお父さんが亡くなったという知らせです。
覚悟はしていましたが、驚きました。
わたしの最初の時の選挙で、誰も引き受けてくれる人がいなくて「よし!俺がやってや
る」と後援会長をして陣頭指揮を執ってくれました。
本当にがんばってくれました。
ありがとうございました。
今年は、体調を崩していて出れませんでしたが、毎年、お正月には一日うちにいてく
れて来客の接待に当たってくれていました。
さまざまな相談にものってくれました。
毎日温室でトマトを作っていました。元気だったのに。
いつまでも長生きしてほしかったです。
残念です。
合唱!
訃報をお伝えしましたが、皆さんは元気で楽しく長生きしてください。
健康に気をつけましょう。
牧之原市堀野新田20−1
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