マニフェスト 西原しげき紹介 8つの約束 一言コラム かわら版 レポート メールマガジン
第73号  【宇治茶の表示に異議あり】  平成17年3月31日刊
西原茂樹のメールマガジン=================================================
 
 
 
         ★☆ 宇治茶の表示に異議あり  ☆★
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                          平成17年 3月31日(木)
 朝から天気がいい。
 春本番だ。
 今年初めて咲いた庭の木蓮が散り始めた。
 裏山の桃の花が満開だ。
 玄関先のしだれ桜のつぼみがぽつぽつと開いてきた。
 台地を走っていると茶園がどきどきしてきた。
 一週間遅いと農家の声だ。
 摘み取りは20日過ぎからか。
 今日で職場が最後、と言う方がたくさんいる。
 新天地が待っている人、がんばってほしい。
 退職の方もいるだろう。ご苦労さまでした。
 テーマはたくさんある。
 絞ったが、今回も長々書いてしまった。
 お許し願いたい。
 目  次
 □ 宇治茶の表示に異議あり
 □ 高次都市機能
 □ チューリップまつり
 □ 大井川の田代ダム
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 デイリー「ひとくちコラム」
 http://www.nishihara-shigeki.net/1_colum.html
 
 ひとくちコラムは毎日更新しています。
 是非ご覧になってご意見をお寄せください。
 
 静岡県公立高等学校PTA連絡協議会
 http://www.hs-pta-shizuoka.net/report.html
 
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 □ 宇治茶の表示基準に異議あり
  牧之原台地のお茶畑がどきどきしてきた。
 例年より一週間ぐらい遅れているが、確実に芽が伸びてきた。
 お茶の話題をいくつか。
  ★牧之原畑総土地改良区総会
  毎年3月末に開催される。
 牧之原台地に農業用水と農道の整備を進めてきた。
 和田会長は挨拶の最後に「農事暦」を披露する。
  「春爛漫、遅霜はなし、夏は空梅雨で酷暑が厳しい、そして短い、秋は紅葉がきれ
 い、冬は厳しくて早い」
 茶業一本、牧之原畑総に命を懸けてきた気概が感じられる。
  三位一体改革の中で補助金が削減された。
 農業農村整備予算関係も5〜7ポイントも減ったが、牧之原は昨年並みを維持できた。
 平成19年に計画変更がある。先が見えない不安もよぎる。
 しかし、静岡県は茶業が本命、事業の遂行に全力だ。
  ★JAハイナン茶業者集会
  生産者が、新茶時期を前にして気合を入れる「決起大会」だ。
 茶業振興委員長の楠田さんから挨拶。
 「緑茶の表示は、荒茶製造した、静岡県産の使用割合が100%の場合を静岡茶とな
 る。50%以上では静岡茶ブレンド」
 「表示の重みを肝に銘じよう!」と強い意思表示。
  さらに合併で牧之原市が誕生することをあげて
 「牧之原市になれば、荒茶生産量では全国一!」として、安心・安全なお茶作りに向
 けて生産履歴などに取り組んでいくよう呼びかけた。
 お茶については「合併効果」は大きく出てきそうな予感を感じる。
  ★宇治茶の表示基準に異議あり
  京都府と滋賀県と三重県と奈良県で採れたお茶でも、京都で仕上げをすれば「宇治茶」
 三重県で採れたお茶は「三重茶」で、奈良県で取れたお茶は「大和茶」とも言う。
 もちろん、静岡県で採れたお茶は「静岡茶」、鹿児島県で採れたお茶は「鹿児島茶」
  誰が考えてもおかしなことが茶業界で起こっている。
 業界団体である日本茶業中央会は「同一産地の茶100%使用」を基準とした。
 ところが中央会は「変な基準」の例外規定を作ってしまった。
  「産地が府県を超える場合には産地関係者が範囲を決める」これだ。
 そもそも、消費者の安全・安心を求める声で「産地表示」が重要視されたはずだ。
 荒茶が、どこの茶園で採れたか、それに責任を持つ姿勢が「産地表示」だったはずだ。
  「伝統と文化の宇治製法と言う製茶技術が伴って初めて宇治茶」京都の主張だ。
 23日に開催された茶業中央会の会合でも、京都は「宇治茶」の基準を改めようとして
 いない。
 しかし、肝心の消費者の求める「安心と安全基準」に見向きもしようとしない・・・そ
 う映る。
  「新聞の一面広告をすべきだ!」
 「京都へ行って街頭抗議行動をすべきだ!」
 大いに結構だ。
 言わなければ認めたことになる。(どこかの占有された島と同じだ)
 業界がその気なら、政治も応援する。
  ★お茶の日(中国の話)
  お茶を中国の正式な飲み物と定めよう――中国の茶葉研究などの公的機関は政府に
 「お茶の日」の制定を求めるなど茶を広める運動を始めた。
 中国が茶の故郷で茶文化の発祥の地であることから、伝統文化を広めるとともに茶産
 業の発展を促すねらいだ。
  政府の会議では茶を1杯だけに節約することや、宴会では酒の代わりに茶を出すこと
 などにも踏み込んで提案しており、議論を呼びそうだ。
 国営新華社通信の報道では、提案したのは中国茶葉学会、中国農業科学院茶葉研究
 所、国家茶葉質量監督検査センター、浙江大学茶学部など8つの公的機関。
  提案書では「中国には4000〜5000年の茶の歴史があり、茶は中華民族の飲み
 物で、茶文化は中華民族の大切な財産だ」と規定。
 茶葉には健康に有益な栄養、薬効成分が含まれるとしている。
  その上で「全国民が茶を飲む日」を制定し、関係省庁が国の飲み物であることを国民
 に広めることを提唱。
 政府機関はできるだけ中国茶で内外の客をもてなし、茶の「徳」や茶を通じた清廉な
 生活を強調するよう呼びかけている。
  宴会では酒の代わりに茶を出すほか、茶を多く飲んで酒を減らし、できるだけ喫煙し
 ないようにすることも求めている。
 さらに、政府の会議などでは茶を1杯にする節約基準も示している。
  農業省などによると、02年の全国の茶の生産量は約75万トンとインドに次いで世
 界第2位。
 国内消費量は約49万トン。いずれもここ10年、増え続けているという。 (03/29)
 ・・・・(NPO法人日本中国茶芸師協会電脳NEWSより)
 
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 □ 高次都市機能
  いきなり難しい言葉だが、先日の常任委員会で出てきたので質問した。
 静岡や浜松が「高次都市機能」ならわかりやすい。
 空港周辺地域を「高次都市機能」を持った地域にしていくと言う。
 「これからの研究課題!」と担当は答えるが、私の考えはこうだ。
  「空港が出来てからではない・・・」
 といった鈴木修会長の言葉のとおり、空港周辺地域はすでに高次都市機能の整備を進
 めてきた。
 平成21年に空港が完成したときには、それが最後の仕上げと思わなくてはいけない。
 つまりそれまでに「仕上げられるものは仕上げておく」と言うことだ。
  ★御前崎港
  九州急行フェリーがトラックのボディーを運ぶ。
 地球温暖化防止を考えれば、トラックで日本中を運ぶことに比べれば何倍も貢献する。
 規制緩和も考慮に入れればこれからの期待は高まる。
  自動車輸出も数年前ほどではないが、順調に推移している。
 コンテナ船も11月に初入港して以来、インドネシア航路が2航路定期運行している。
 来月から、フランス船社によって釜山経由で世界中へコンテナが送れる。
 また世界中からコンテナを持ち込むことが出来る。
 空のコンテナを車で運ぶ心配もなくなった。
  今話題はLNG基地だ。
 清水にタンクがあるが、西部にはない。
 これからの企業は、都市ガスでコジェネレーションだとすると、パイプラインは必須だ。
 豊橋港では、水深の問題で難しい。御前崎港はマイナス14メートルでこれからの運
 搬船に対応できる。
  ★浜岡原子力発電所
  先日の御前崎市の合併一周年に浜岡原子力発電所の関係者が出席していた。
 私は感じなかったが、「なぜ一企業が」と疑問を言った方がいた。
 確かに企業は中部電力だけだった。
  しかし、すでに御前崎市と浜岡原子力発電所は切れない。
 一心同体だろう。
 繁栄も危険も・・喜びも悲しみもと言ったところだ。(もちろん悲しみはいやだ)
  静岡県の電力を(東京電力分も入れて)補って余りある施設が完成した。
 エネルギーの供給基地があると言うことは地域の強みだ。
 科学技術の粋を集めた原子力発電の立地の意義は大きい。
  ★道路
  国道150号バイパスの地頭方から大沢の区間約7キロは半分が供用開始されている。
 残りの須々木から大沢区間が平成19年3月に供用開始だ。
 同時に、国道473号と接続される。
  したがって平成19年3月には御前崎港から西萩間までがつながる。
 高規格だから60キロ。(もう少し出るかもしれないが・・)
 スズキの車の輸送車(キャリアカー)が一般道を走らないから沿線住民は助かる。
  一方空港から牧之原インターまでの道路整備も順調だ。
 空港の開港は2年遅れた。
 しかし、国道473号は予定通り整備する予定だ。
 残っている「北伸区間」(牧之原インター〜西萩間)に全力を挙げていくべきだ。
  そして空港が開港する平成21年に道路も間に合うこと。
 それが鈴木修会長が言う「空港が出来てからではない・・・」の意味だ・・・と解釈
 している。
 さらに、インフラで必要なことは、情報通信だ。
 ADSLではない、光のネットワークが必要だ。
  今日は御前崎市のCATVが開局する。
 今までの浜岡に旧御前崎町が入る。
  基盤整備はすんだ。後はすばらしいコンテンツだ。期待したい!
 
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 □ チューリップまつり
  吉田公園へ寄ってみた。
 ときめきの小路の両側にはきれいにビオラが咲いている。
 陽春の太陽と潮騒薫る浜風にあっている。
  NPOしずかちゃんの事務所へ。
 スタッフが数人作業に忙しそうだ。
 日曜日に開催された「花と樹木を潮風から守る 松500本」イベント準備で忙しそうだ。
  ★チューリップまつり
  昨年の花博の最終日だった。
 浜名湖花博をきっかけに、オランダから日本へ友好の証として2万6千球のチューリ
 ップの球根が皇室・秋篠宮家を介して静岡県に送られた。
 その植栽地に吉田公園が選定された。
  もっとも、浜名湖花博のプレイベントとして吉田公園で開催された「しずおか緑花
 祭」の大成功があったからだ。
 私も昨年の花博の最終日に会場に行った。
 その意義はとても大きいと思う。
  そこでしずかちゃんが中心となって昨年の11月、市民約400人が参加して植え付
 けイベントが開催された。
 本県中部には大規模なチューリップ花壇がない。
 さらに40種類もあって、品種の違いを楽しめるのも素敵だ。
 すでに(26日)数種類の品種は開花している。
  主催:NPO法人しずかちゃん
 期間:4月9日(土曜)から4月17日(日曜)
 内容:品種別の開花状況展示(事務棟)、チューリップの栽培品種に関するパネル展
 示、オランダに関する資料展示、チューリップグッズの販売など
  ★花博のその後
  感動的な花博が終わった。
 すでに花博財団も解散した。
 しかし、その波及効果はこうしてさまざまなところへ出てきた。
  オランダとの友好の絆は大学間交流として農林大学校が花でかかわっていると聞く。
 チューリップが皇室を経由して吉田公園に来て、今開花しようとしている。
  ベルギーのゲントでは、200年の伝統を持ち5年に1回開催される「ゲントロイヤル
 フラワーショー」に静岡・ジャパン花壇が出展される。
 花博の海外からの出展へのお返しの第一弾だ。
 開催は、4月15日から10日間だ。
  そのジャパン・静岡ブースの庭造りに取り組もうとしているチャレンジャーがいる。
 もちろん現地の企業がすでに製作の準備を行っているが、「静岡の花壇は静岡の職人で!」
 ボランティアで参加する。
  芽生えを応援する役所の体制が見えない。
 花博跡地の公園は何とか動き出す。
 しかし肝心の「花の振興」ははっきりしない。
 イベントに協力してきた「花の生産者協議会」は解散してしまった。
  花産業の振興と花文化の創造が謳い文句だった。
 県では、ワールドガーデンコンペティションを数年後に開催すると言う。
 その機運作りのためにも、芽生えているこうした動きを応援して支えてほしい。
  ★指定管理者制度と公園管理
  こどもの国が指定管理者制度に移管する。
 しかし、ボランティアとの意見の対立が起こっていると言う報道が出ていた。
 詳細は、把握していない。
  ただ急ぐとこういった事態が起こる可能性がある。
 法律では平成18年からは「直営か指定管理者制度か」どちらかを選ばなくてはならない。
 この吉田公園も今年中に準備が進む。
  そうなれば今までのように「しずかちゃん」が県から吉田町を経由して公園管理の一
 部(かなり)を随意契約で受託することが出来なくなる。
 つまり、県から一括して「指定管理者」として受託するか、県の直営のもとで住民参加
 部門にかかわりを持つかだ。
 当初の趣旨・目的から言えば「指定管理者」だ。
  そうなると他の団体との競争だ。
 民間企業も参加する厳しい競争にさらされる。
 しかし、その試練に打ち勝ってこそ道が開ける。
  そのための経営努力や知恵を集めてほしい。
 多くの方も応援してほしい。
 そして、県や町も原点に返って「公園と県民参画」を問い直したい。
 
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 □ 大井川の田代ダム水利権更新
  昨日、島田で第5回大井川水利流量調整協議会が開催された。
 今まで非公開だったが、今回は公開で行われた。
  かいつまんで田代ダムの水利権の更新について説明する。
 大井川の最上流部に田代ダムがある。
 そこから導水して、田代第一・第二発電所で発電されて山梨県の早川へ水は流れる。
 最大毎秒4.99トンだ。これは、再び大井川へ戻ることはない。
  この水利権の更新が今年の12月に行われる。
 地元の要望は、3月20日から12月5日まで「毎秒2.07トン」。
 そのほかの期間は、「毎秒0.5トン」これを大井川へ流してほしいと言うもだ。
 http://www.nishihara-shigeki.net/2_mag_vol34.html
  ★東京電力からの回答
  1月に開催された第3回目の会合で地元が要望した。
 今日の公開協議会で東京電力が回答することになっていた。
 「政治家は命を懸けて戦え!」激励とも非難とも取れる電話も来た。
  会場は榛原郡内、特に川根地域の議会関係者が多い。
 東京電力はパワーポイントを使って説明する。
 一般傍聴者には資料がない。
  ★要望を飲むと最大で島田と金谷の人の電力が足りなくなる!
  平成になってからの水量と発電を計算する。
 一番の渇水の年。平成6年。
 発電出来た日にちが、69日だったが、50日になってしまう。
 損失は、1億キロワットで、島田と金谷の全世帯分(29100世帯の電力)
  中間の年。平成9年。
 発電できた日にちが、105日あったが、これが98日に減ってしまう。
 損失は、8400万キロワットで、24200世帯分。
  もっとも水量が多かった年。平成15年。
 発電できた日にちが220日だったが、216日になってしまう。
 損失は、3400万キロワットで、9800世帯分だ。
  ★地球温暖化のためには必要
  水力発電は原子力発電と並んで二酸化炭素排出削減に有効。
 そこで、もし仮に田代ダムの水を要望どおりに大井川に流すとすると。
 不足分を代替発電をしなければならない。
  12年間の平均損失が年間6300万キロワットで18000世帯分。
 二酸化炭素の排出増加は42000トン。
 これを植林でまかなうと4200ヘクタールの植林が必要で、東海パルプの山林の
 1/6にあたる。
  東京ドームで900個分の広さだと言う。
 それにかかる経費は約25億円。
 ・・・要はとっても無理だよ!とくどくくどく言っている。
 地球温暖化を持ち出すこともないと思うが・・・。
  ★ゼロ回答
  結局東京電力から回答はなかった。
 「河川環境の保全と電力の安定供給」を頭に掲げながら、しかし「検討させてもらう」
 しか出てこない。
  確かに、数字の検討も必要だろう。
 しかし、電力需要全体の中で「個別具体」としての田代ダムが検討されるべきであっ
 て、「田代」だけで話が終わってはならない。
 最後に「前回示した0.1トンがすべてではない。調査結果からだが、これから数字
 を導いていきたい!とにかく作業部会でやってほしい!」(東京電力)
  ある町長から「平成6年の時でもいいのではないか!」
 そのとおりだ。
 電力需要のトータルで考えれば、環境と調和して平成6年で我慢する・・・そんな姿
 勢が、今まで搾取され続けてきた地域への回答だと考える。
  ★公開協議
  非常に勉強になった。
  強気の首長たちの質問にも必死さが読めた。
 東京電力の説明もわかりやすかった。
  しかし、話し合いが緊迫すると公開では引けない。
 話し合いは、あるときは妥協だが、公開では難しい。
 今回は評価するが、今後は非公開でもいいと思う。
  当事者は大変だ。
 しかし、後世のため努力してほしい。
 県議会でも責任をもって議論をしていく。
 
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 ★地球温暖化防止に関する意見交換会
  地球温暖化防止に関する意見交換会
 主催:地球温暖化防止推進議員連盟
 日時平成17年4月22日(金)
 午後1時30分〜4時
  会場静岡県庁本館4階特別会議室
 自民党地球温暖化防止推進議員連盟
  <お問合せ先>
 自民党静岡県支部連合会
 (担当:川田)
 電話054 (255) 0491
 FAX 054 (254) 3926
 Email kawata@jimin-shizuoka.or.jp
  「時間をかけてじっくり語ろう!」
  NPO/県民行政担当者企業/事業者議員で!
 地球温暖化による異常気象や被害が世界各地から報告されている中、さる2月19
 日、京都議定書が発効しました。
 しかし、日本の削減目標達成はきわめて悲観的な状況です。
  行政、産業界(企業・事業者)、国民・県民が一体となって地球温暖化対策を進めて
 いける枠組みをつくることが、決定的に重要です。
 このような認識に立ち、私たち県議会自民党は、このたび地球温暖化防止推進議員連
 盟を発足させました。
 行政、産業界、NPO/県民はどう行動すべきか、議員・政治家の果たすべき役割は何
 か、みなさんとじっくり語りあいたいと思います。
  《問題提起》
 平井一之(社)環境資源協会・事務局長
 水谷洋一静岡県地球温暖化防止活動推進センター・事務局長
 《フロアー討論》(コーディネータ西原茂樹)
 ※たくさん発言したいことがある方は、事前に文書にまとめ、会場で配布して
 くださるよう、お願い申し上げます。
  http://sccca.net/opening.pdf
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  ★安全振興会
  先日、県立浜松工業高校の山田校長先生がお礼に見えた。
 「今年退職ですが、晴れ晴れとした気持ちで終わることが出来ました」
 安全振興会の地味な支援が大きな支えとなった、そのお礼だ。
 私はこの安全振興会の理事長をしている。
  ラグビー部の生徒が熱中症で倒れた。
 生体肝移植で危機を乗り越えた。
 「11ヶ月生存が世界記録ですが、更新中です!」
 その生徒が、3月1日元気に卒業した。
  生徒の進学先は「医療の道」だ。
 「助けてくれたみんなに恩返しをしたい!」
 卒業の日、苦労をともにした保護者から「ありがとう!」と感謝されたと、校長が喜
 んで報告してくれた。
  安全振興会は何度も会議を開いて規定にないこの生徒の支援に道を開いた。
 額は少ないが、「必死になって治療に励む本人と保護者と校長はじめ学校」を応援した。
 こんな仕事もしている。
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 ★石川県議会へ
  先日、石川県議会を訪問した。
 20階建ての県庁とその横に議会棟と警察棟。
 受付で「県議会へはどうやっていくのですか?」と聞く。
  簡単にいける静岡県を想定したらとんでもない。
 「アポイントがないといけません!」
 厳しい検問がある。
 それならばと名刺を出して、ようやく議会事務局の方が迎えに来てくれた。
  それが正直な印象だ。
 石川県と静岡県は何が違うのだ?
 カルチャーショックの議会訪問だった。
  ちょうど居合わせた米田議長がお会いしてくれた。
 「18日に議長になったばかりです!」
 気さくに県政について語ってくれたが、議場と言い雰囲気と言い何かが違う。
  「石川県の県議さんは雲の上の人だった!」
 金沢出身の妻が言う。
 まあ、庶民的な静岡の県議さんのほうがいいと思うが・・。
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 さあ、明日から平成17年度。
 良い年度にしていこう!
              

堀野新田20−1
              0548-58-0772  FAX58-1655
              [e-mail] nishiha@po.across.or.jp
              [URL]   http://www.nishihara-shigeki.net
              静岡県議会 自民党役員室 054-221-2308