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静岡県議会 平成15年6月定例議会 

西原茂樹県議会議員の質問に対する石川知事答弁


(質問要旨)
2 教育における人づくりについて
(1)教育における富国有徳と意味ある人

 学校教育の中で富国有徳はどのように取り組まれているか、また「美しい挨拶、美しく歩く、美しく話す」、「きれいな学校」等の実践について、教育長に伺う。


(教育長答弁)
 教育における人づくりについてのうち、はじめに、教育における富国有徳と意味ある人についてお答えいたします。
 「『人づくり』2010プラン」では、「『意味ある人』づくり」を基本目標に据え、特に学校教育においては、「こころざし」を持った静岡の子どもの育成を重要課題に掲げております。
 この「こころざし」を持った子どもの育成は、精神的に自立し、思いやりの心をもって、何かができるという「意味ある人」の考え方に即したものでであるとともに、有徳の志を持った感性豊かな人を育成するという「富国有徳」の理念とも合致するものであり、こうした観点から、様々な施策を積極的に推進しております。
 例えば、『美しく挨拶しよう」運動は、平成14年度には約7割の小学校が重点的に取り組んでおり、そのうち約9割の学校で効果を認めております。また、「きれいな学校コンクール」につきましても、応募校数が平成14年度は12年度の約1.6倍、260校と年々増加しており、多くの学校で、児童生徒が自主的に清掃や花壇づくり等を通して、きれいな学校づくりに励んでおります。
 そのほか、「人づくり」の場を預かる教員こそが、まず「意味ある人」であることが期待されるとの認識の下、視野の拡大と意識の改革を目指した民間企業等における研修や、教員の特技等を生かした地域活動への参加など推進しているところであります。

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