マニフェスト 西原しげき紹介 8つの約束 一言コラム かわら版 レポート メールマガジン

 

静岡県議会 平成15年6月定例議会 

西原茂樹県議会議員の質問に対する石川知事答弁


(質問要旨)
2 教育における人づくりについて
 (2)生きる力と新しい学力

 就学前の家庭教育も含め、学校教育を通して、「生きる力」「新しい学力」をどう考え、それをはぐくむために今何が必要か、教育長に伺う。


(教育長答弁)
 次に、生きる力と新しい学力についてであります。
「『人づくり』2010プラン」では、「豊かな感性、確かな知性、健やかな心身」の育成を基本方針として掲げております。
 具体的には、知識や技能の確実な定着の上に、自ら学び自ら考える力を養い、豊かな人間性やたくましさをはぐくむことにより、感性・知性・心身の調和的発達を目指すものであり、これを通じて、いわゆる「生きる力」を子どもたちに身に付けさせることができるものと考えております。
 学校教育におきましては、特に、幼児期から小学校低学年を、人間形成の基礎づくりの重要な時期ととらえ、一人ひとりの発達の特性に応じて、自立心を育て、人とかかわる力を養うなど「生きる力」の基礎を培う教育を目指しております。
 例えば、幼稚園では、幼児の自発的な遊びの中で、学習の基礎づくり、また、様々な人々とのかかわりを通して、集団生活のルールを学んだり、思いやりの心をはぐくんだりしております。
 さらに、小学校低学年では、地域の人から話を聞いたり、公共機関を訪問したりして、話を聞く姿勢やきまりの大切さを身に付け、自立への基礎を養っております。
 このように、発達段階に応じた指導を通して、「生きる力」を身に付けさせてまいりたいと考えております。

質問通告内容に戻る