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静岡県議会 平成15年6月定例議会 

西原茂樹県議会議員の質問に対する石川知事答弁


(質問要旨)
4 県内自治体病院の今後について
 o  医師不足と広域連合
  
 県内の病院で産婦人科や小児科の医師が不足している。
 市町村合併がすすみ、広域的行政が必要とされる中で、医師の確保についても、広域的な観点から、県と各病院が連携した静岡県医局方式とでも言うべき医師確保の方策、即ち県が医師を採用し、各病院に再配当するような対策を講じることや、さらに広域的連携を推し進め、県立病院と市町村立病院を一体とした病院運営を考える気持ちはないか、県当局の考えを伺う。


(健康福祉部長答弁)
 県内自治体病院の今後についてお答えいたします。
 医師不足と広域連携についてでありますが、地域医療を取り巻く環境は、市町村合併の進展や、新しい臨床研修制度の実施、国立病院の独立行政法人化などの動きの中で、大きく変化しております。
 このような中で、地域医療を担う優秀な医師の確保や自治体病院の効率的な運営は、医療政策上の重要な課題であります。
 現在、医師の確保については、基本的には各病院が自主的に行っており、大学の医局から医師が派遣される体制が主となっておりますが、へき地については、医師が不在となる場合、県から代診医師を派遣するなどの対応をしております。
 御提案の県で医師を採用し、そこから病院へ派遣するシステムや、自治体病院の一体化した運営につきましては、たいへん大きな構想であり、その実現のためにはいろいろな課題もありますので、将来に向けた研究テーマとしてとりくんでまいりたいと考えております。

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