マニフェスト 西原しげき紹介 8つの約束 一言コラム かわら版 レポート メールマガジン

 

県立吉田公園としずおか緑花祭を考える会
静岡県チャーター便
〜EXPO 99昆明世界園芸博覧会〜
次のページ> 1 2 3 4
視察研修 雑感
事務局長   西原茂樹

麗江古城
県立吉田公園としずおか緑花祭を考える会の中国訪問団にご一緒させていただきまして、皆さんと貴重で楽しい経験をさせていただきました。 雑感をまとめましたので、機会がありましたらお目を通してください。
メモや、ファックスで途中で作成したものをまとめた形ですので、まとまりがないかもしれませんが、皆さんの思い出のたしにしていただければ幸いです。
序章
旅は出会いに始まって出会いに終わる。
通称「みどりさん」グループはこの視察旅行を通じて大きな収穫を得ることができた。
昆明から上海に向かう中国東方航空の窓から、ちぎれて浮かぶ、名前にふさわしい雲南の雲を眼下にまぶしく見ながら、輝く山並みを眺めながら目を閉じると、浮かんでくるイー族やなーシー族の人たちの顔。
この7日間を振り返って思い出に残る場面を機中でしたためる事にする。

出発
少し冷たい雨が落ちる相良のヤオハン駐車場で、バスに乗りこみ吉田榛原からのメンバーと合流、牧之原で最後の(正確には掛川で松井さんを乗せて)集団が乗り込んでいざ出発。
元気に宗団長の挨拶があり、気持ちはすでに中国へ。
名古屋では、残念ながら増田さんがパスポートを忘れてしまい、やむなくリタイア。(後日談で、友人の奥さんがその日の朝なくなられて、気持ちが「残りたい!」だったそうで、きっとその気持ちが、天に届いたのではと本人が言っていました。)

9月5日  昆明世界園芸博覧会会場へ
(カートに乗って)
天気は上々、一番の目的である園芸博覧会の会場へ。
入り口はそんなに込んでいない。カード式の入場システムはスムーズに行っている。
9時20分から静岡の展示ブースのオープニングだ。
入り口のゲート前で、便利なカーとに乗り込むべく列になる。しかしかの国のルールはとんでもない。まじめに並んでいる人など何のその、カートにどんどん横はいりして乗りこんんでしまう中国人。この光景はこの国ではおなじみと言えばおなじみだが、日本人としては許せないし、あきれる。まあ、しかし、この国で昨日から中華料理を食べて、ショウコウ酒を飲んでいるんでしょうがないとあきらめましょう。
混雑前の会場を、軽快に進むカート。一望すると、会場は広いし大きい。 
花もそれなりに植えてある。でも、「繊細さ」が足りないし、もてなしも少ない。だいたいカートを運転している女性の愛想がない。そのカートは数分で、国際館に到着。

(知事のテープカット)
会場の一番奥まった高台、閑散としたところに国際館がある。
建物は立派だ。オープニングが始まる前の少しの時間を使って館内を見学する。何となく、物産展のようで、花の博覧会に熱心に参加しているような感じがしない。
定刻に静岡展示ブースの前はいっぱい。ただしほとんどが、静岡からのチャーター便でやってきた仲間の皆さんだ。
「大勢の桜の皆さん・・・・・」と知事のあいさつで会場が、どっと沸く。
そうなんだ、私たちは「さくら」だったんだ。あらためて認識するが、知事が言ったことばを「笑い」で済ませた人と「ムッ!」と思った人もいると思うと少し考えてしまう。静岡の展示は、オーソドックス。何人の中国の方がここで立ち止まって静岡の園芸博覧会に興味をもってくれるのか。もっとも先週までは、このブースで日本のどこかの県が同じようなことをやっていたんだろうが、
静岡ブースを後にして出口を急ぐ。時間がない。誰だ!こんな急ぎ足の視察計画を組んだのは!
(駆け足で回ったところ)
ドイツ、オランダ、イベント広場では、ファッションショー。

オランダ館かな!
人が集まっているところを上げてみました

ミャンマーの3階屋上から国際館を眺める
(高いところ)
ミャンマーの3階建て!何もないのに、展望があるので人がぞろぞろ!見晴らしは良い、やはり高いところは人気がある。本当は展望タワーに上りたかったが、遠くて時間がないことを恨む。
(踊り)
やはりミャンマーのテラスが人だかり。民族の踊りを女性と男性のダンサーが踊っている。
(地元意識)
国際館や、外国展示場に比べると、中国各省の展示園にはたくさんの人だかり。それぞれの地域の特徴を入れて、名所のシンボル施設をあしらった庭園は、それだけで多くの人を引きつける。人々の交流ができて、物産も懐かしい。その省に関係する人なら必ず訪れるはずだ。
(水)
高いところから流れ落ちる水の音には心の安らぎを覚える。スチーム(霧)を使ったどこかの省の草木のタワーの回りには楽しげに行こう人が多く見られた。良い仕掛けだ。

スチームタワー。涼しさと、雰囲気を良くしていました
(竹)
麗江で竹のお面を買ってしまったせいか竹に興味をもつ。もっとも、しずおか緑化祭には竹をふんだんに使いたいという松井さんの希望もあることもあって、ベトナム館はゆっくりと眺める。竹の小道もいいし、竹の家も良い、隠れたところでさまざまな使い方がされている。いっそベトナムに参加してもらったらどうかと思う。(弟が住友商事のベトナム駐在員のこともあって)

竹の日よけ散策道。つたの部分が造花には興ざめ

ありました!トピアリー(ベトナム館)
(樹木園)
時間の関係で入ろうか迷うが、一気に駆けのぼる。展示館の回りに匂いの木がある。名前はわからないが、匂いの木があるのは、視覚障害者にとってもいい。私たちも心が安らぐ。展示館では、木材、茸、薬草さまざまな森の恵みが展示されている。これらの展示も見逃せない。

葉っぱと根っこと両方楽しめる
(自然館)
展示館で木になるのはやけにパネルが多いこと。手抜きではないだろうが、やはり迫力にかけるし、金をかけていないことが一目瞭然。スペースを埋めるにはしょうがないことかもしれないが、見るほうにとってはつまらない。写真の目も荒いのが気になる。その中でおもしろかったのは、ガラスの水瓶に展示されたもの。根の張り具合と、葉の成長と、瓶の美しさといろいろ楽しめてきれいだ。
(器とセット)
自然館のガラスの瓶もそうだが、一般に展示に鉢とセットで植えられているものは、二倍楽しめる。切り花の展示もそれがいっそう引き立っている。
自然館を見て、さあこれから温室と中国館を見ようとしたら「時間」が足りない。反省としては、一日視察時間をほしかったが,どこで吉田のしずおか緑化祭に役立つのかといわれても、まあそんなに参考なるとは思えないし、結果として登龍門の見学のほうが良かったと思います。
これは圧巻!リフトの下は断崖絶壁!昆明湖がきれい!
(妻へのファックス)
和美  様  (昆明のホテルにて5日)
今日は地区の運動会ご苦労様でした。
こちらは今日園芸博覧会の「静岡県」ブースの開会式がありました。
県知事はじめいわゆるお付きなど大勢がネクタイをして参列しましたが、私と大石さんなどは一般参加です。
一般参加で税金で来ていないこと、榛南のみんなと一緒にこれたことがよかったとおもいます。
さてこちらは2000メートル近い高原です。
以外と涼しいんだけれどもちょっと階段を激しく上ると、酸素が少ないのか息切れがします。
今から知事主催の共同晩餐会です。その後、県会議員だけで、二次会をやるといっていました。明日は4時半起床で、7時の飛行機で麗江にいきます。
きれいなところですので、一緒に来たいです。
また昆明に戻ってきたら電話します。
ここまでは、宴会にいくまでの文章です。
さっき帰ってきまして、部屋で宴会をしました。
知事との会合があったのですが適当に切り上げて、部屋に戻ったら、畑と長谷川さん飯田さんや県の松井さんや湯浅さんなどわいわいがやがや。
でも今終わり帰りました。
マッサージですって。女性がたくさんいますが、本当のマッサージなのかどうか?
ではだいぶ酔っていますが、お休み。