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静岡県・浙江省友好提携20周年記念
第4回静岡県チャーター便中国訪問団Vol.1

平成14年10月24日

県議会議員 西原しげき

「静岡県・浙江省友好提携20周年記念第4回静岡県チャーター便中国訪問団」といういかめしく長い団の名称がつけられた浙江省訪問団は、2便に分かれて名古屋から浙江省省都、杭州へ向かった。
中国からの飛行機の到着が遅れたせいもあって出発は予定を約40分ほど遅れる。
快適な空の旅を終わりに近づく。アナウンスが、間もなく着陸態勢に入るのを継げる。
窓に目をやると、西の空が暗いしじまの中に、濃いオレンジの帯とその上に不気味に広がる黒に近いブルーの闇が目に飛び込んでくる。すばらしいコントラストだ。
程なく杭州の明りが眼下に見えてきた。

空港では、小学生のブラスバンドが華やかなムードで出迎えてくれる。
記念式典が早速出迎えロビーで開催された。
王永明人民政府副省庁が歓迎の辞を述べる。
「さわやかな秋風とともに友がやってきた。4600万人の浙江省人民を代表して歓迎します」確かに省の人口は多いと知っていたが、あらためてこの規模に驚く。一国だ。
知事から、チャーター便2機で422人が来たこと。さらに定期便で来る人を併せて800を越える人が来たことが告げられる。

西湖国賓館で歓迎式典と歓迎宴が行なわれた。
李主任から歓迎の挨拶がある。
「もっと広い分野での協力を両省県の間でして行くことに期待をもっている。」とした上で、「青少年の交流をもっと強力に増やして、中日の友好の後継ぎを要請していくことが大切」と結んだ。
森議長からも、同じような趣旨の挨拶があったが、青少年の交流は重要とあらためて感じる。
大きな広いテーブルを囲んで出される料理は、量的にとても日本的だ。懐石料理のようで、きれいで一口で口に運べる。
「カンペイ!」が少ないが、隣の馬常務委員は積極的に付き合ってくれる。李主任にはヨーグルトだ。筆談で「酸乳」と書いてくれて分かる。
テーブルを一巡して御あいさつ。
昨年も来て思ったことだが、最近の中国要人は「飲まない」。


明日の記念式典に備えてホテルで早めの就寝となる。
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