マニフェスト 西原しげき紹介 8つの約束 一言コラム かわら版 レポート メールマガジン

 

静岡県たばこから健康を守る条例
(趣旨)
●喫煙者に、がん、心臓病などの疾病罹患率などが高いこと、及びこれら疾病の原因と関連があることは多くの易学的研究で指摘されている。
このため、たばこ対策を推進することにより、県民の健康に与える悪影響を低減させていくことが必要である。
●喫煙に依存症があるということは確立した科学的知見となっている。一旦喫煙を開始すると禁煙することは一般的には難しい。このため、成人で判断能力のあるものに対しても、たばこ対策を推進することが必要である。
受動喫煙についても、最近の治験によると本人による喫煙の場合と同様の事実が指摘されている。これは喫煙していない他者の健康への悪影響を及ぼすもの(他者危害)であり、たばこ対策を推進することは、この観点からも正当化される。
●わが国の喫煙率は、特に男性について先進国の中でもきわめて高い。さらに、未成年者や女性の喫煙率も過去と比べて依然高いものとなっている。
未成年者の喫煙はすでに法律で禁止されており、法律の趣旨を徹底すること、未成年者にたばこ購入の機会を与えないことは、青少年保護の観点からも重要である。
●さらに喫煙による医療費、労働力などへの悪影響について研究報告がある。このため、たばこ対策を推進することにより、これらの負担を低減させることができる。

わが県はがんセンターを有し、日本一健康県を目指していることもあり「たばこの煙から健康を守る」取り組みは県民等しく望むものである。

具体的な対策
喫煙が及ぼす健康への悪影響について十分な知識の普及
明確な形での表示義務(病院、役場、学校、たばこ販売機など)
● たばこ販売事業者、たばこ製造業者への協力依頼(責務)
未成年者の喫煙防止
● 自動販売機対策
  未成年者の喫煙ゼロ
● 学校敷地内禁煙
受動喫煙防止対策
● 受動喫煙防止普及促進対策  
商店・企業の減税・佐賀県方式の認証ステッカー
禁煙支援プログラムの普及促進
● 医療機関(薬局)の目標 卒煙外来の拡大
● 禁煙グッズ医療費控除拡大
具体的な対策を進めるにあたって
4つのセクター 職場学校NPOボランティア企業・商店で対象者を絞りこんで施策の展開をしていく。(例、職場での分煙対策、学校は敷地内完全禁煙、商店は認証カードなど)

●これらセクターの代表者による推進本部を作って県民運動として進める。 住民参画を前面に出していく。

●キーワード、キャンペーンソング、キャンペーンカラー、協賛企業を募る。
罰則規定について
罰則は設けない。しかし、効果が厳しく移るように「禁止」を謳う。
責務としてどこまで広げるか。
県民(喫煙者と受動喫煙者)
事業者(たばこ販売事業者や製造業者)
公共不特定多数が出入りする場所の管理者(事業者)(環境整備責任)
市町村・ 医療機関・学校関係を特に取り出すか。(取り組みが重要と言う意味で)
たばこはスタート
健康はあらゆる分野にわたる。
自殺やアルコール、エイズや薬物、さらに成人病や歯周病など個別的にはどんどんやっていくべきものがある。この「たばこから健康を守る条例」を一つの参考例として、それぞれの分野で、県民参画で健康づくりが図られていくことが重要である。
そのほかの事項として
●ポイ捨て禁止
●歩きたばこの禁止
今後のスケジュールと検討課題
今後のスケジュールと検討課題
他県調査(佐賀県、深浦町など)
文案作成 3月議会中をめど
他会派との意見交換 3月議会
条例案の作成 5月
6月議会へ