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県会かわら版第32号-2
川に流れを取り戻そう!

塩郷の堰堤は大井川の水問題の焦点
島ダムが完成し現在湛水試験が行われています。ダムは治水、利水の面から私たちの生活に大変役立っています。しかし一方で、ダムの堆砂によって、下流域や海岸への砂の供給が減り、侵食が進みます。またダムや堰堤の上流側では、河床の上昇により洪水の被害が発生する可能性が増えます。そして利水は、恒常的に「水なし川」を作り出しました。
昨年の11月14日には榛原郡8町の議員の皆さんによって「大井川水環境健全化議員協議会」が、11月27日には榛原郡8町の町長さんと議長によって「大井川の清流を守る研究協議会」が発足しました。2月25日には、流域の関係者が川根町に集まって、「川に流れを取り戻そう」と大会が開催されました。上流と下流が一体となって恩恵を受けている大井川について行動する時が来た事を痛感します。
地球環境に優しい風力発電がおすすめ!
前崎のマリンパークに新たに1機風力発電が設置されます。現在300キロワットが順調に稼動していますが、これは県が設置しました。
今回は御前崎町がNEDOの補助金を受けて独自に設置します。余剰電力を中部電力に買い取ってもらいますが、現在の倍以上の能力の機種ということで期待が大です。
今後「二酸化炭素排出権売買」が世界的に制度化されて来ると、クリーンなエネルギーとしてビジネス分野でも注目されます。
風の町としても大いに御前崎町の観光宣伝になる風力発電を積極的に推進します。

御前崎マリンパークに設置されている風力発電機
平成15年の国体準備が進んでいます!

工事が進むヨット会場となるマリーナ 右手が西埠頭
前崎の国体ヨット会場(4月からセーリングと名称が変わります)の整備も順調に進んでいます。
平成15年の本大会を前に14年10月にはプレ大会が開催されます。それまでに会場の整備を終わらせる予定です。間仕切りされた海域の埋め立て作業や、航路の浚渫も順調です。
今年は会場内の電気や水道、舗装工事などが行われます。
榛原郡内では、榛原町がアーチェリー、吉田町がなぎなた、そして本川根町でカヌー競技が開催されます。大会は技を競うのももちろんですが、地元の受け入れ態勢、おもてなしも競われます。地域の情報発信の最高の機会ととらえ、皆で準備をすすめていきましょう。私も大会準備役員としてがんばります!
榛原郡の道路整備を推進します!
ピッチで進む第2東名大井川新橋(左)と国道150号線バイパス笠名インター付近(右)。御前崎港と相良牧之原インターそして第2東名が早期に連結できるよう努力してまいります。

第2東名大井川新橋

国道150号線バイパス笠名インター付近
ITについて
う15年位前になるでしょうか、電卓の液晶画面くらいのところにたった14文字しか出ないワープロが最初でした。ウインドウ-ズ3.1、95、98とパソコンの世界に入り、インターネットも平成9年ころからで、ホームページも作りました。みんなITと言っていますが、私流に言えば「電話機」であり「ファックス」であり「ワープロ」です。ただ、国が「無料で講習会をやりますよ」と言っていますので、(2時間が6回)時間のある方は参加することをお勧めします。(申し込みは町へ)
私の仕事場です かわら版もここで作ります(初公開)
編集後記
初から機会があるごとに「今年は合併元年」と叫んでいます。市になる条件も3万人以上と緩和されました。例えば、相良町と御前崎町だけでも市になる事ができます。榛南4町でも、榛原郡でも様々な組み合わせが考えられます。
しかし忘れてならないのは「どうして合併なのか」です。大切な、家族、隣組、お祭りをやったり、地震や災害の時助け合う地域単位は「永久に不滅」です。しかし、行政をサービスと考えれば「無駄」や「無理」をなくし「効率」を図らなければなりません。IT化や情報公開、さらに男女共同参画社会は大きな契機「風」になるでしょう。
今年は知事や参議院の選挙がありますので。その様な事も考え行動したいものです。今月26日から議会が始まりました。厳しい財政の中、地域発展のため、地元要望実現に向けて全力で努力してまいります。
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