マニフェスト 西原しげき紹介 8つの約束 一言コラム かわら版 レポート メールマガジン

 

県会かわら版第35号-2
磯やけ対策が本格化します!
成14年度から磯焼け対策復元工事が始まります。
藻場は、産卵の場、あらゆる魚介類が生息する豊かな自然あふれる海の証です。
しかし、ここ十年程でほとんど全滅(磯焼け)してしまいました。この原因には、海水温の上昇、栄養分の不足、海流の変化、石灰藻の繁殖など指摘されますが未だに原因ははっきりしていません。
復元の試みも行われました。復元の実験をはじめると途中まで生育するのに育たない。原因が「アイゴが藻を食べてしまう」「温度が高くなってしまう」などこれまたはっきりしませんでした。しかしもう待てないという事で、現時点で最も効果の上がりそうな、移植を行う事になりました。5年かけて約40ha復元する予定です。
今回行われる復元作業は、伊豆から藻のついたブロックを持ってくるというもので、これまでやった実験を大規模にやろうというものです。おおいに期待するところです。長年海に暮らす漁師さんからは「おそすぎる!」といったきびしい意見も聞かれますが、藻場の復元は、私たちに課せられて責務です。成果に期待し ます。
中断する公共事業に課題を探る
年の「静岡空港是非論」以来、つい最近の第2東名の工事発注延期など、公共事業をめぐる凍結論がにわかに現実味を帯びてきましたが、地元国道473号線(西萩間〜牧之原)の工事はストップしたまま4年近く経とうとしています。
先日萩間地区の放置された現場をあらためて回ってきました。雑草が生い茂りコンクリートの構造物が汚れている様に、憤りを感じました。いくら県財政が厳しいからと言っても、土地を地権者から譲ってもらい、工事をやりかけてこんな長い間中断するべきではありません。やりかけた公共事業を途中でやめれば、それまでの投資は捨てたも同然です。後の効果を考えれば、計画を縮小してでも利用できるようにすべきです。
県内では473号線のような工事中断箇所が数ヶ所ありますが、優先順位をつけて工事再開をするよう、現在県当局に強く要望しています。
本格化する合併の議論は公開で!
岡市と清水市の合併に関心が集まっていますが、志太2市2町(焼津・藤枝・岡部・大井川)も今春には正式に合併協議を始めます。さらに島田市は榛北と、掛川は小笠郡など周辺では合併が一気に動き始めました。
国が「合併特例法」で定めている期限は平成17年3月までです。期限内に合併するための意思確認のリミットは今年中となります。
合併の枠組みは榛南4町も一つですが、相良町御前崎町に浜岡町を入れた現在の広域事務組合単位(消防・ごみ・火葬場)も基本だと考えます。
この合併議論を進めていく際の重要な点は「住民の意見」です。静岡・清水のように後になって混乱しないように、議論のプロセスを解りやすく町民に公表・説明していくことが必要です。
私も積極的に推進の立場で行動します。
吉田公園の公園管理で新しい試み!
年大盛況だった吉田公園がリニューアルオープンして半年が過ぎました。
「県民が参画して公園を管理運営していく全国で初めての県営公園を」(石川知事)という事で、現在一部の仕事にボランティアを中心とした皆さんが草取りや花がら摘み、あるいはイベントなどを開催しています。
公園管理については「地元町に」という県全体の流れの中で、14haしかないこの吉田公園を「県営公園」とする時の、県議会や県当局の一致した意見は「NPOなどを活用した
ある経済人の方が会合の挨拶で「まったく先が読めない。神頼みしかない!」と言っていたのが印象的です。
国内の産業空洞化はまだ続くでしょうし、構造改革は痛みをもたらすでしょう。
そんな時こそ、家族の絆、地域の団結、国のありようが問われます。これから2月まで予算折衝の大詰めです。年男の西原茂樹は今年も馬力をあげて頑張ります。
<前のページ