マニフェスト 西原しげき紹介 8つの約束 一言コラム かわら版 レポート メールマガジン

 

県会かわら版第36号−2
浜岡原子力発電所の事故その後
部電力から、事故の最終報告が発表されました。
1号機の余熱除去系配管破断については、配管内に水素が蓄積し、それが急速に燃焼したことによる破断、また制御棒駆動機構ハウジング部からの漏えいについて、応力腐食割れが発生したとの理由でした。
破断事故では原子炉建屋内に通常の8倍の放射能が漏れました。幸い外部に漏れることはありませんでしたが、心配は残ります。特に老朽化と、東海地震に対する問題はいくら専門的に説明されても「絶対安心」とはならないでしょう。
一部の住民からは、浜岡原子力発電所1、2号機の運転再開差止め及び3、4号機の運転停止の仮処分申立てがなされました。裁判所の判断が注目されます。
万が一の防災対策については、周辺町と連携して対策の充実に努めていくよう県当局に強く働きかけていきます。
本格化する合併の議論は公開で!
併の話が進んでいます。
町長さんや議会の皆さんによる会合はさかんに行われていますが、民間の動きも出てきました。
5月21日には相良町で、また6月25日には榛原町で「市町村合併〜4町リレー・タウンミーティング」のテーマで榛南青年会議所の主催で開催されます。
様々な話を聞いていますと「枠組み」つまり、どこの町といっしょになるのかが最大の課題となっています。
この合併議論を進めていく際の重要な点は「住民の意見」です。議論のプロセスを解りやすく町民に公表・説明していくことが必要です。そして更に「合併の是否」や「新しい市の名称」などの決定に住民が関与する事が重要だと思います。
相良草競馬〜御前崎ボディーボード〜元 気 な 榛 南〜

良町の草競馬に今年3万人の観光客が来ました。例年以上の人出で駐車場の確保に悲鳴が上がっていました。
砂浜をかける勇壮な馬も圧巻ですが、休んでいる馬を近くで見たり触ったりすることもできて大変な人気でした。
一方、御前崎でも連日「なぶら市場」が大入り満員でした。5周年と言う事もあって、大サービスに早朝から長い列ができるほどです。
復活したボディーボードの世界大会もマリンパークを臨時駐車場にしてロングビーチでは若者で賑わっていました。
相良のたこ合戦、マリンパークでの海岸清掃やコンサートなど盛りだくさんでした。もちろん静波海岸や緑花祭会場となった吉田公園も大盛況でした。榛南は連携して素晴らしい観光資源で一杯です。
〜さようなら相良港橋〜
い間親しまれてきた港橋が取り壊されて新しい橋に架け替えられます。萩間川の河川整備事業の一環です。橋の長さが75m、巾が12mで両側に2.5mの歩道がつきます。工事は、左岸大江側から始って、川の中の橋げた工事、そして右岸相良側橋台、橋架橋の順で最後に取り合いの道路工事となります。総事業費は約6.7億円です。
橋は、夏ごろから取り壊されます。地元のご意見に「仮橋を!」もありましたが、費用の点でむしろ早期完成に全力を尽くす事のほうがいいと言う結論になりました。一刻も早い完成を目指しますのでご理解ください。

昭和10年完成の現港橋(当時2万円也)
なつかしの駿遠線復活?
治44年(1911年)藤相鉄道が設立され軽便鉄道が相良まで開通したのが、大正7年(1918年)。大正15年(1926年)には地頭方まで延長されました。当時は藤枝まで2時間近くかかりました。
戦後は、袋井まで結ばれましたが、昭和40年代始めには自動車の普及に押されて廃止されました。
その往時をしのぼうと、地頭方駅のあったところに顕彰看板が設置されました。地元の皆さんの努力で実現できたわけですが、「大鉄道構想」など先人の皆さんの活力に学ぶところは大きいと思います。
御前崎町民風力発電所シンポ
6月1日午後 御前崎町文化会館でシンポジウムが開催されます!御前崎の風について考えましょう!
マリンパークに完成した660kw風車
編集後記
5月16日の臨時議会で副議長に選出され就任しました。静岡県政の舵取り役として1年間全力で働かせていただきます。
日頃の皆様のご支援に感謝申し上げますとともに、今後ともご指導ご意見を賜りますようよろしくお願い致します。
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